レイラ・グレクニー -Leira Grexney-

解説

見目麗しい女性だけで構成されるリーザス親衛隊(金の軍)の隊長。14歳でリーザス剣技大会女子の部で最年少優勝して以来、7年連続優勝*1を飾るなど、リック・アディスンに次いでリーザスNo.2の剣の腕を誇る。

かつては「強い男になら抱かれても良い」主義で、16歳の時に剣の師匠ジバ、20歳の時に荒野で決闘した武士・小林、そしてランスとの男性経験がある。しかし、リックへの想いを自覚してからは慎んでいるようで、戦国ランスでもランスはすげなく断られている。

剣に対するこだわりは強く、JAPANに派遣された際は軍神・上杉謙信との腕比べを望み、結果敗北した。人前では平静を装っていたものの、やはり相当ショックだったようで、その晩はやけ酒で自我を失う程に泥酔し、絡まれたランスがトラウマになる程の酒乱ぶりを発揮。更にはランスが性的な意味で襲われ「搾取」されてしまう事態にまで陥り、お約束としてその事は覚えていない。

ヘルマン第五軍がリーザス領内へと侵攻してきた時にリックの装備を使い赤の軍将軍になりすまし一騎討ちの申し込みを受けるもロレックス・ガドラスとの実力差は歴然で敗れてしまい、命に別条はなかったものの重傷を負ってしまった。

リックのヘルマン革命軍本隊のお忍び参戦がバレスによってリーザス公認となったため、リックに赤の軍敗北に関しての謝罪とバイ・ロードを渡すため無法者の野営地を訪れる。リックにはむしろ無事であった事を安堵された。そこで赤の軍敗北という汚点をつけてしまった責任を取り、後任の親衛隊隊長としてチルディを指名して辞任しようとするもあくまで決闘で奪い取る事に固執するチルディに拒否されてしまう。チルディに対しては実力はありながらもその視野の狭さに頭を悩ませている。

ランスがさん付けで呼ぶ数少ない女性の一人。

ゲーム的に

ランス03では

オープニングのイベントで顔見せするが、正式加入は終盤のリーザス城西の塔と非常に遅い。 リーザス第２の剣士の名に恥じぬ多様な剣技を揃えており、雑魚戦･ボス戦ともに無難で隙がない万能前衛。 ランスやメナドと比べると筋力に劣るものの、高い技量から繰り出されるクリティカルでそれをカバーする。 スキル構成上最大火力が通常攻撃になってしまううえ、通常属性以外は即死技しかないため通常属性耐性持ちが大の苦手。

ランス4では

中堅アタッカーとして活躍。同タイプの比較対照がランスやリックなので流石に見劣りするが、仲間の中でも才能限界は高い方で最後まで活躍してくれる。

鬼畜王ランスでは

バランス型ユニットとして使える。それなりに強いが、やはり、リックやコルドバの影に隠れがち。部下の親衛隊が性能、数ともに微妙なためである。本人の性能は高く、指揮修正値は合計値でスーパージュリアと並びトップなのだが。JAPANとの交渉次第で信長の嫁となり離脱、悲惨な末路をたどる事も。その場合親衛隊はジュリアが継ぐが、部隊としては死んだも同然になる。

戦国ランスでは

武士と足軽の統合型であり唯一のユニット「騎士」として登場。過去の地味なイメージを払拭する強さを発揮。騎士は味方ガードによる守備と相手の方が数で勝る場合にダメージ2倍となる親衛隊突撃による攻撃と欠点が無い。レイラの能力も高く、頼りになる援軍である。登場時期がどうしても遅めになる点、足軽と違い初期ガードを持たない点、そして個人戦では通常攻撃しかできない点が欠点。それでも、最初に来るかなみとは絶対的な差がある。

魔軍戦でレイラ部隊が壊滅するとザビエルに捕らえられ、陵辱された末にザビエルの子を宿し更に犯され、自我が完全に崩壊するという悲惨な末路を辿る。そうなった場合は当然離脱する。

ランス9では

会話シーンのみの登場。前述の重傷のため今回は参戦出来なかった。

人間関係

• ランス / 風来坊君
• バレス・プロヴァンス / 上司
• リア・パラパラ・リーザス / 主君
• リック・アディスン / 好きな人
• ジュリア・リンダム / 部下・問題児
• アビァトール・スカット / 元上司。元親衛隊隊長
• チルディ・シャープ / 部下。レイラを倒し隊長の座を狙っている
• 上杉謙信 / 腕比べを望み決闘を申し込むも負けてしまった
• ユラン・ミラージュ / 昔馴染み。おそらく昔同じくコロシアムに居たライバル同士。*2親衛隊に勧誘した。

特記事項

• 『戦国』にて、酔っ払った勢いでランスを逆レイプした女傑（笑）。
• 実は01で謁見の間に控える赤い髪の親衛隊隊員としてテキストのみ登場していた。ランスが国王夫妻に不敬を働く行動を選択すると横から飛び出されて剣で殺されてしまう。

名台詞

• 「私が・・・あ・・あんな状態の時、助けていただいてどうもありがとうございあます。」
• 「今の私には、こんなお礼のしかたしか思いつかないの。」

  ゴールデンランス作戦の前夜、レイラがランスにユニコーンの蜜で助けられたご恩を返す為に彼の寝室を訪ねる場面。
  リメイクでは変更された。(ランス3)

• 「……悪いけど、覚えてないの。その、魔人のことも、あなたのことも」
• 「でも……女の意志を奪って操り人形にする男なんて、下衆の極みよ。最低だわ」

  リックと二人でサファイアに挑む場面。(ランス03)

• ユラン「そうかい。私はてっきり、寿退職でもしたくなったか、とね」
• レイラ「なっ、な、何をいきなり！」
• ユラン「親衛隊長って、寿退職か戦死、あるいは定年の三十歳になるまで降りられないそうじゃないか」
• レイラ「だからって、そんなっ……！まだそんなはっきりしたものじゃないわよ」
• ユラン「………………いや。当てずっぽうだったんだけど……アテはあるんだ」
• レイラ「うっ……！？ず、ずるいわよ……」
• ユラン「へーぇ。レイラがね。誰なんだい？」
• レイラ「し、仕事に戻るわ！それじゃ！」

  リメイクでは明らかにリックに気がある描写が追加された。(ランス03)

• 「ないしょ。でもね、その人は、マリスに思いをよせているようなの。私の事なんか見てくれないわ。」
• 「でも、負けない。一生は、短いのよ。好きな男と・・そうでしょうマリアさん。」

  マリアとの会話。
  この場面からレイラさんの面倒見の良さが伺える。(ランス4)

• レイラ「・・じゃ、私をお嫁さんにしてくれる？」
• ランス「・・・・・・。」
• ランス「それとこれとは別だ。俺様の様な世界中の女の宝は、誰か一人に縛られるわけにはいけないんだ。」
• レイラ「自分勝手ね、ランス君って。とにかく抱かれるつもりはないわ。」

  ランスにＨを迫られる場面。
  前は好きな人はまだいなっかたら体を許したけど、この時では結婚を考え始める。(ランス4)

• レイラ「どうしたも、こうしたも…私は、そろそろいい年なんだから…」
• ランス「そんな事関係ない。レイラさんは綺麗だ、可愛い。それでオーケだ。」
• レイラ「ランス君の許容範囲の話でなくって、私の都合よ。」
• レイラ「殿方とおつきあいするんだったら、そろそろ結婚も視野に置いたおつきあいにしたいのよ。」
• ランス「よし、じゃあ結婚するぞ。すぐしよう。」
• レイラ「ありがとう、気持ちだけ貰っておくわ。」
• ランス「くっ…かわされた！」

  ランス4の時と違って、ランスは言葉だけの承諾をしたのだが、本気にされなかった。(戦国)

• ランス「お疲れさん。」
• レイラ「うん…」
• レイラ「負けちゃった。」
• ランス「うむ。いい負けっぷりだったぞ。」
• レイラ「もう…」
• ランス「いや…俺も謙信ちゃんの刀を受けた事があるからわかるのだ。あそこまで戦えたレイラさんは、立派だ。」
• レイラ「ん…そう？」
• ランス「うむ。」
• レイラ「…ふふ。ＪＡＰＡＮに来てよかった。」

  謙信との決闘の後。
  この時は無事な振りをしていたが、やっぱり心の中では気にしていて後にヤケ酒をするようになる。(戦国)

• (赤将の名を借りている以上、今の私に負けることは許されない……)

  対ロレックス戦。(ランス9)

画像

戦国ランス

ランス03 ©アリスソフト

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