パエリナ・ミスナルジ
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解説
第45代ヘルマン皇帝の愛妾でパットンの母。ややボリューミーなサンセットオレンジの髪、鶯色の瞳とそばかすが特徴的な、中央アジア系の装いをした童顔の女性である。
ラング・バウ城内の紫の間に女中奉公に入り、やがてヘルマン皇帝に見初められて妾になり、ヘルマン皇帝との間にパットンをもうけた。しかし出産後、ハンティにパットンのことを頼んだ後、何者かに暗殺された。
素朴でのんびりした性格だが、ハンティの優しさを見抜き、パエリナの方からハンティに友達になって欲しいと望んだ。それ以来、ハンティとは深い親友関係を築いた。当然ながらランス9ではすでに故人だが、パエリナの思い出は、フリークを失って失意の底にいたハンティを奮い立たせるきっかけとなった。
ランス6でパットンがミスナルジ姓は母のものであるとだけ発言されていたが、公式blogのパットンの歴史やランス9公式HPにて登場が明らかになった。
人間関係
- パットン・ヘルマン皇子(パットン・ミスナルジ)/一人息子
- ハンティ・カラー /親友
- 第45代ヘルマン皇帝/間にパットンを儲ける
名台詞
- 好きに名付けていいって言われていたの。覚えられそうな、いい名前でしょ?
ハンティの回想から。 一国の皇太子の名前を妾が好きに名付けていいと言われたところに、皇帝のパエリナへの寵愛が深かったのが分かる台詞。
名場面
- ハンティ
「……あんたは?」 - パエリナ
「新しく紫の間に入りました、パエリナと言います」 - ハンティ
「紫の間……ああ、皇帝の……」 - パエリナ
「大きいお城だから最初の内は色々探検して楽しかったんですけど、それも飽きちゃって……」
「今は毎日が暇なんですよね~……」
「ハンティさん、私のお友達になってくれませんか?」 - ハンティ
「はあ? 友達?」
予想外の言葉に、声が裏返る。 - ハンティ
「……変わった人だね」 - パエリナ
「城内には女性の方も沢山おられるんですけど、なんだか皆さん、怖い感じの方々ばかりで……」 - ハンティ
「……じゃあ、あたしは怖くないんだ?」 - パエリナ
「えっ? だって、お顔からして優しさが滲み出ていらっしゃいますよ?」 - ハンティ
「ぶふっ!」 - パエリナ
「ほらっ、その絶妙な笑顔!」 - ハンティ
「……ほんと、変わった人だね」
「いいよ」 - パエリナ
「え?」 - ハンティ
「友達、なるよ。あたしなんかで良ければね」 - パエリナ
「あっ」
彼女は花がパッと咲いたように笑顔になった。
それがあたしと、あたしの数少ない友達である、パエリナとの出会いだった。
人見知りの激しいあたしが初対面で気に入った珍しい人間。
よほど、気が合うのか、あたし達が仲良くなるのに、そう長い時間が必要としなかった。ハンティの回想から。 ハンティやヘルマン皇帝を魅了したパエリナの穏やかな人柄がわかる場面。
- パエリナ
「ハンティ、お願いがあるの。この子を守って」
「皆に愛される皇帝になるよう見守ってあげて」 - ハンティ
「いいよ。あんたの頼みは断れない」 - パエリナ
「よかった。大安心だわ」ハンティの回想から。 パットンに皆に愛される皇帝になってほしいと願うパエリナ。 親友ハンティへの深い信頼も感じられる。
- パエリナ
「私の髪質だとこの櫛は役に立たないの」
「お母様の形見がこうやって使える事が嬉しくて。ハンティの黒髪に感謝感謝ね」 - ハンティ
「母親の形見だなんて初耳。大切に保管しとかないとダメじゃん」 - パエリナ
「どんなものでも存在するのには意味があるのよ?」
「必ず役目がある、閉じ込めてちゃダメよ。役立ててこそ、コレを譲ってくれたお母様も喜ぶってものよ」 - ハンティ
「ふむ、なるほど納得」
「あんたのその常に上向きな姿勢には、ほんと頭が下がります」 - パエリナ
「フッフッフッ、敬服なさい」 - ハンティ
「ブッ! アハハハハ!!」 - パエリナ
「あははははは!」ハンティの髪を形見の櫛を使って髪をくしけずるパエリナ。 パエリナはこの櫛と手紙をパットンに残し、それが失意の底にいたハンティを救うことになるのは感動ものである。
画像
※公式からの転載なので当方は加工は行っておりません。
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