貝 (貝殻)

解説

モンスターとしての貝

古代、丸い者の敵として同時代に創り出され、彼らと戦っていた第一世代モンスター。

ディクシー・ドガルが描いた姿は、犬の胴体にホタテ貝の頭が付いたような謎生物。これが当時の世界で暴れ回っていた。
古代種であり、現在ではほとんど絶滅した生命体だが、その死骸が『貝殻』として残っている。

種としては一部が現存しており、名前のイメージ通り川や湖で海岸で採れ、食用になる物もいる。

地名としての貝

元武田領にあるJAPANの地名。昔は貝が沢山採れる湖があり、食べ終わった後の貝殻を誰とはなしにこの辺りの大穴に捨てる慣習が生まれた為、あっという間に貝殻だらけの土地となった事からこの名が付けられた。

乗用のてばさきを唯一調教できるてばさき牧場がある。この地の迷宮・貝塚は、ランスにとって楽園。

鉱物としての貝殻

貝殻とは、貝が分泌する硬部組織。生体鉱物の一種。

モンスターの死骸が貝殻として残っており、珍しい物は好事家達の間で結構な値段で取引されていたりもする。
ランスもその一人で、実は結構なコレクター。

登場した貝殻

鋼鉄黒飴貝

ランスコレクションの一つ。宝箱に入れられて大切に保管されている貝殻。ランスの仕舞い忘れから、あげはの特殊機能を知る切掛けとなった。

アイスフレームの隠れ里がモンスター部隊(サイゼル麾下の特別遊撃部隊)に襲撃された際、グリーン屋敷と共に焼け落ちてしまった中にあったかどうかは不明。

ランス10では上記の物と同一かは不明だがランスが割れた鋼鉄黒飴貝を保持している。 どうやら世界に数がそう多くない超レア物らしく、クルックーも驚く程の代物である。

二部の条件等になる法王特典を消費して修復する事が可能。拠点フェイズにて該当のイベントを見ることで鋼鉄黒飴貝をGETできる。が、これ自体は然程すごいアイテムでもないため、デメリットに対してリターンが驚くほど少ない趣味の領域の選択肢になる。
なお、法王特典を消費した状態でかつウェンリーナーが仲間にいないか、いても小状態で「？？？？」マスを踏んでアリオスとの遭遇が三回目の場合はランス死亡でゲームオーバーとなる。

また法王特典をこれの修復に使用したいとクルックーが申し出た時、 「過去に魔人を退けたい、私欲のために使う者、全く使わない者は居たけれど これほど愚かな事に使った者は初めてだわ」と女神ALICEに大笑いされた。

貝に関する人

• ランス / コレクターの一人。
  かなり熱心で、貝殻のことで大きく一喜一憂する。
  同じコレクターに対しては彼にしては珍しく礼節も重んじる。
• クルックー・モフス / コレクターの一人。
  ランスに負けず劣らずの貝マニア。貝図鑑を持ち歩いており、ランスと貝殻談義でよく熱くなる。
• エール・モフス / コレクターのサラブレッド。
  コレクターなのかは明言されていないが、貝殻に対する審美眼は持っているようだ。
• メアリー・アン / 貝ハンターLV1の技能をもつ。本人は興味が無いため、第一部では捨てたり他人にあげてしまう。第二部ではレイが覚えをめでたくするため、メアリーに頼んで貝を集めて貰い、魔王ランスに献上している。
• 火炎書士 / ほんだら貝そっくりの仮面を着けており、ランスとクルックーにそのセンスを初めて褒められた。

貝に関するランスの発言

• ランス「そこの大きなダンボールが邪魔だ。なぜ捨てておかない。気のきかない奴だな」
  シィル「だってランス様。それはランス様が海岸で拾ってきた貝殻だから絶対に捨てるなって言ったじゃありませんか。」
  ランス「・・・・・・・・」

  ランスが貝殻を集めていることが判明したセリフ(ランス3より)

• ランス「忍者なら壁を登る事くらい楽勝で出来るよな。ちょっとこの塔を登って調べてこい。」
  かなみ「そりゃ、出来ない事はないけど・・・。調べるって何をよ?」
  ランス「鳥の巣だ。中に鳥が取ってきた変わった貝殻が落ちているかもしれんからな。」
  かなみ「カイガラ??どうしてそんなのがいるのよ。」
  シィル「変わった貝殻を集めるのは、ランス様の密かな趣味なんですよ。」
  かなみ「ばかばかしい、そんな理由じゃいやよ。」

  貝殻集めは趣味だと判明したセリフ(ランス4より)

• クルックー「貝をコレクションしているので、加えようかと考えていたのです」
  ランス「なんと！ほうほう、俺様意外に貝のコレクターがいたとは。がははは、ならその貝はお前が持っていろ。プレゼントしてやる」
  クルックー「……………ありがとうございます」
  ランス「今度お前のコレクション見せろよ。代わりに俺様のも見せてやる」
  クルックー「楽しみにしておきます」
  

  探索中にクルックーが拾った貝を要求するが、クルックーが同士だと判明しすんなりと引き下がるランス(ランス8より)

• ランス「クルックー！その本、くれ！」
  クルックー「…… ………… …………………… …………駄目です」
  ランス「むむむ…… そうだよな、それだけレアだもんな」
  クルックー「はい。また読みたくなったら持ってきます。一緒に見ましょう」
  ランス「うむ、まあ今はそれでいいか。いずれ手に入れる」
  クルックー「何度読んでも飽きそうにないです。素晴らしい本です。まるで夢のようなひと時でした」
  ランス「うむ、そうだな」
  

  クルックーと貴重な貝図鑑を一緒に読んでの一幕。やはりすんなりと引き下がる(ランス9より)

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