ルドラサウム のプレビュー
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。ルドラサウム
登場作品
鬼畜王、ランス6(OP、墓場のプレート)、ランス6ラフ画集
解説
大陸を創ったこの世界の創造神。巨大な白い鯨に酷似した姿を持ち、
片側三枚ずつのヒレは、それぞれが12枚の翼からなる計72翼。*1
全長2kmを超える巨体は、その全てが膨大な生命力(=魂)の塊であり、
生きとし生ける者の魂の循環システムの出発点にして終着点たる超機関。この世界の全て。
性格、言動こそ子供じみているが、苦しみ、憎しみ、哀しみ等の負の感情を心地よく思い、
それを生む死や破壊を好み、悲劇と混乱の観賞をこの上ない愉悦とする歪んだ精神の持ち主。
ランスの舞台となる大陸は、この存在が自らの娯楽の為に創造した劇場のような物である。
彼は、大陸を創っただけでは寂しく退屈なので、自らの生命力の一部を千切って生物を作り、
その生命力の輪廻のシステムとして神や鬼なども作成した。(実質的な担当は三超神)
大陸の生き物たちは彼曰くドラマチックになるように野蛮に作られており、
彼の為の空間である大陸中央の大空洞で、そのちっちゃな生き物がお互いの様々な思惑から
殺し合いをする光景を眺めては口調に似合わぬ太くゆったりとした声で感想を響かせている。
過去、永遠に続く争いを求めるルドラサウムの意を知らず、
魔王を倒して平和な世界を勝ち取ってしまったドラゴン族は、娯楽の種を潰され憤った彼に
飽きられ、差し向けられたエンジェルナイトによって滅ぼされている。
鬼畜王ランスでも、人類(彼の言う所の「ぷちぷち」)が統一され、敵対する魔人勢力を
駆逐すると同時に、秩序が産まれ平和になったと早々に判断して世界を滅ぼそうと行動した。
このような巨大な存在だが神としては一般にほとんどに知られて居らず、
古代宗教が世界の成り立ちに関する古文書等に登場するその名を勝手に崇めていた程度。
その創世記自体、あまりに荒唐無稽な内容から今では誰も信じていない扱いだと言う。
ムシ、サカナ?など魂の無い生き物の創造には携わっていないが、
この世界に於ける魂とはあくまでルドラサウム由来の生命力の事なので、
知性や心の発生とは関係していない。
名台詞
- ぼくには、わかるぞ。君の心は、安息を求めている。君は、真の鬼畜じゃないもん
- これこれ…このちっちゃな魂…君が大事に大事にしてる、これ、ひとじーーち
- まあ、ありえないさ…秩序が産まれる事なんて…ははは…あっちゃいけない
コメント
*1 織音氏はデザインを変えたがっているようだが、今ひとついい案が浮かばず、結局くじらに落ち着きそうらしい。あまり根幹的な部分までころころと変わるのもどうかと思うが。