ムシ使い のバックアップ(No.4)
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ムシ使い
登場作品
ランス6
解説
ゼスの先住民族のひとつ。全身に刺青を施し、独特の民族衣装を身に着けるのが特徴。
その名の通り、体内にムシを宿すことで様々な能力を行使する事が出来る。
高い自己再生能力を持ち、毒物、薬物に詳しい。
抵抗力も強く、普通の人が触っただけで死ぬ猛毒もぴりぴりするだけで済む。
そんな力故か、自分達だけが特別な力を持った存在でありたかったゼスの魔法使い達
からは疎まれ、今も残る謂われの無い強い差別意識に露されていた。
そんな彼らも、GI1011年の大粛正(異文化撲滅政策)で、ドルイド、リカーマン等と
共に皆殺しにされ、僅かな例外を残して絶滅させられてしまった。
ドルハン・クリケット、カロリア・クリケット、魔人ガルティアがこの種族の出身。
ゼス南部の大都市マークの南に彼らの村があったが、今は廃墟となっている。
一般的なムシ使いは、最低4匹のムシを体内に宿す。3匹以下は半人前の扱い。
中には10匹以上のムシを宿す猛者もいるらしいが、ほとんどが無理。
過剰にムシを体内に宿すと、心を壊され宿主の人格と肉体が崩壊してしまう。
また、廃墟となった現在の村では、自我を失ったムシ使い達の「なれの果て」が
今も無数に彷徨い歩いている。
ムシ使いの儀式
ムシ使いの者が村の中央の祠で長老に認められて行う儀式。
壁に並べられている壷の中から宿したいムシの卵を選んで羽化させ、身体の何処かに
傷を付けて潜り込ませる。数日間(かなりの苦痛と場合によっては死ぬ事もある)の後に
ムシは体内に定着し、宿主の支配下になる。
卵はムシ使いが任意で羽化させる事ができ、その時には柔らかい光を放つ。
ムシには相性があり、組み合わせによっては拒絶反応が起きて宿主が死ぬ事もある。
カロリアの儀式の後、祭壇はランスに破壊されたのでもう新しくムシを入れる事は出来ない。
その他
- ムシを入れてると36日周期で躰が光る。
- ムシはみんな綺麗好き。無臭。湿気のある所が最適な環境
- ムシ使いは宿しているムシの分まで食べる必要がある(4匹なら自分を含めて5人分)
また、それぞれのムシの好みに合った食品を摂るよう食生活に気を付けなければならない。これもまたムシ使いの務めであるらしい。 - 伝説のムシ使いは20種類ものムシを飼っていた為、一日中食事をしていないと間に合わなかったという逸話が残っている。
- 初代はムシムシ様。その力が封印された不思議なボールが王宮博物館に展示されている。
- ムシ使いをやめるにはムシを躰から離すだけでいい。
- 躰の刺青は、両親や祖父母などが祈りを込めて彫る風習。
それぞれの文様に、健康やムシを上手に制御出来るようになどの意味がある。
ムシ使いの毒
ムシ使いが「テントウムシ」から抽出して作り出す猛毒。
即死こそしないが、受けた者は数日間高熱を発し最後には衰弱死する。
ムシ使いが作りだした解毒剤以外に治療法が一切無いのが恐ろしいところ。