裸族王バファムーン

解説

裸族王バファムーンとは、すなわち全裸である。
元々敬虔なAL教の司祭であったが、神異変が生じ神との交信が途絶えたことから、人の手による救世を模索し始める。ある日落雷の直撃を受けて天啓を得るに至り「皆全裸になれば世界平和が訪れる」と結論し、全裸教の教祖として立ち上がった。
ゼス領近くに位置する旧魔物界のパワジオンセン迷宮を教団本部とし、悪魔バンオペタ*1より受け継いだ「バンオペタのランプ」が照らす全裸結界*2、通称「救世の光」が世界を包み込むまで広がるのを見守っている。異教徒（この場合AL教）を排斥しており、教団に踏み入ることを良しとしないが、素直に謝れば許してくれる。ただし基本的には生涯全裸で過ごす誓いを立てた信者のみ立ち入りが許される。

とても恵まれた才能を有しており、Lv73にして格闘Lv2、神魔法Lv2の持ち主であり間違いなく英雄級の能力を秘めた魔法戦士。LvはLP期人類最強のトーマ・リプトンを超えており、後に闘神となるアレキサンダーが限界Lv77の格闘Lv2なのでその凄さが判るというもの。
本来、戦士系・魔法系の両技能を持つ魔法戦士は永い時間を使って極められる魔人の代表的なクラスであり、人間がなると浅く広くが特徴の器用貧乏の代名詞となる。優れた技量を持つと言われるエレノアでもLv1の組み合わせで、中級以上の魔人やガンジー、ポロンのような異能レベルの天才で得意側がLv2になる程度。Lv2以上で両立させたのはカミーラやホーネットといった魔人の中でも種族・血筋的な上澄み、人間では二重人格故に二つの技能を両立できたガイ以来であることからも極めて特別な才能を持つ事が分かる。当然ながらテンプルナイトの長であるBSやOBのスカック・マット達よりも能力的には遥かに上であり、これほどの才では否応にも目立とうものだが第二部時点まで表舞台に現れなかったのが不思議である。*3

ランス10では

エールら「魔王の子」一行の当座の目標である五つのオーブの探索に際し、ゼスに存在する「土のオーブ」を求めてパワジオンセン迷宮に訪れたことで邂逅する。一行の目的はあくまでオーブの入手であったが、徐々に広がりつつある全裸結界を捨て置けないとしてバファムーンと対峙することとなった。
打倒後、リセットが告げた「何故、他人と話し合わなかったのか、何故、天使*4の力に頼ったのか」の弁に改心し、以後話し合いによって一人一人救いに導くべく活動方針を変更した。尚、「救世の光」を放っていたバンオペタのランプはバファムーンが倒れると供に砕け散った。

後に「闘神都市」で開かれた第22回闘神大会に全裸教の知名度を広める目的で参加する。

• 一回戦：「この世全ての知」にパンチ一発KO勝ち
• 二回戦：「ミルキー・トー*5」に全裸フラッシュを浴びせるも即応される
  　　　　　自ら全裸となったミルキーとポージング合戦を繰り広げ、最終的に勝ちを譲られる
• 三回戦：「北条早雲」による式神遠距離攻撃に耐え続けたが、あと一歩のところで力尽きる

大会中も順調に信者が増えたようで、全裸の女性信徒の取り巻きが存在する。男性信者はまだ半人前であり、全裸で出歩いていると怒られてしまうため服を着ているので、モニターの前の皆さんも安心。逆に、堂々と全裸で出歩いていても止められない（止めようがない）バファムーンは信者からとても尊敬されている。

人間関係

• 悪魔バンオペタ / 救世の光を放つ「バンオペタのランプ」を譲り受けた
• リセット・カラー / 諭された
• スシヌ・ザ・ガンジー / 正面から反論された

ゲーム的には

ランス10では

第二部の二周目以降の周回ボーナスで『なんでもあり』にチェックすると入手できる。所属は自由都市。
リーダー枠7つ全てが全裸カードが使用条件の3AP5倍魔法攻撃「全裸アタック」と、全裸カード6人以上が使用条件の2APで1回制限だがHPを25%回復させる「全裸健康法」を持つ。
その使用条件から第二部においては役立たずであり、完全にアフター専用のユニットである。
全裸カード判定を持つ為、立ちはだかるハニーが鼻血を出して自爆する事を誘発させられる(お前らそれで良いのか？)事が二部における唯一の利点。
対ハニー戦でリーダー枠が空いていたら入れてみるのもいいだろう。

特記事項

• ランスの血を継ぐザンスを以て、そのハイパー兵器の勇壮さに戦慄した
• バンオペタのランプはその全裸結界の範囲を徐々に広げつつある
• ランプの効果は別として、人の装備を透明化する全裸フラッシュが扱える。

名台詞

• リセット「あ、あの、ごめんなさい！　私達、ただ、話がしたくて……」
  バファムーン「ンンンンンン！　謝ったから許す！」

  間違いなく変態であるが中身はいい人
  アリスキャラにはよく存在するパターン

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