ランスシリーズ のプレビュー
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。ランスシリーズ
解説
アリスソフトの発足から歴史を共にしてきた同ブランドの看板シリーズ。
ルドラサウム大陸を舞台に、ランスという一人の戦士にスポットを当てた作品。
彼は世界を救う英雄でも勇者でもなく、されどそうなれるだけの資質と力と強運を持ち、
しかしその性自己中心にして欲望に忠実、只自分の為のみに生きる一介の冒険者に過ぎなかった。
そんな破天荒な男が巻き起こす冒険を綴った物語。彼は世界に於ける3人の主人公の一人でもある。
世界観の一部を前身であるチャンピオンソフトの美樹ちゃんシリーズから継承。
正史となる1~7以外にも幾つかのスピンアウト作品を生み、
他にもIF設定で展開する作品、世界観の一部を共有する作品が複数ある。
特に同じRPGの闘神シリーズ1、2は、ランスに与えた影響も大きい。
主要作品の詳細は各ソフトの項目を、関連作品はその他の作品を参照。
便宜上、開発時期と設定の連続していた1~4.2と、それをベースにした鬼畜王を旧シリーズ。
ブランクから仕切り直し、原画や設定の見直しがあった5D以降を新シリーズと呼ぶ事もある。
~シリーズの系譜~
ランス1┬2[初期構想版*1] | ランス2―ランス3┬4[鬼畜降臨](没) | ランス4―ランス4.x┬鬼畜王(完結) ┌――――――――――――――――――― ┘ ├5A(6原形)、5B(没)、5C(没) | └ランス5D―ランス6┬7[RPG版](没) | └7[戦国ランス]―8―......
発売時期と作品内時間(関連作込み)
発売年 | タイトル | ジャンル | 作中時期 | 備考 |
1989 | ランス1 | 短編ADV | LP1年 | |
1990 | ランス2 | 中編RPG | LP1年 | |
〃 | 闘神都市1 | 長編RPG | 約LP25年 | |
1991 | ランス3 | 長編RPG | LP2年 | |
1992 | アリスの館2 (おかゆフィーバーの逆襲、なぐりまくりたわぁ) | ミニゲーム | LP2年 | R3後 |
〃 | Super D.P.S(マリアとカンパン) | ミニADV | LP2年 | |
1993 | ランス4 | 長編RPG | LP2年 | |
1994 | 闘神都市2 | 長編RPG | (パラレル) | |
1995 | アリスの館3(にせなぐりまくりたわぁ) | 床捲りRPG | R4以降 | |
〃 | ランス4.x | 短編ADV | LP2年 | 4.1/4.2の前後編 |
1996 | 乙女戦記 | 3D-RPG | LP2年/IF | |
〃 | 鬼畜王ランス | 大作SLG | LP3年/IF | |
〃 | 初回版ブックレット・ETERNAL HEROES | 小説 | GL533年 | |
〃 | 初回版ブックレット・ランス温泉へ行く | 小説 | R4.x以降 | |
1997 | かえるにょ・ぱにょ〜ん | 作業系SLG | LP年代 | |
2000 | ペルシオン | 潜り系RPG | (パラレル) | |
〃 | 隠れ月(アリスブルー) | 育成SLG | (パラレル) | |
2001 | 王子さまLv1(アリスブルー) | 中編RPG | (パラレル) | |
2002 | 王子さまLv1.5(アリスブルー) | バラエティ | (パラレル) | |
〃 | ランス5D | 短編双六 | LP2年 | |
2003 | ランス6 | 長編RPG | LP4年 | |
2004 | アリスの館7 収録作品:ランス6~その後~ | ミニ読物 | LP4年 | |
〃 | 王子さまLv2 (アリスブルー) | 中編RPG | (パラレル) | |
2005 | GALZOOアイランド | RPG | 不明 | |
2006 | 戦国ランス | 国盗SLG | LP5年 | |
2007 | ハニホンvol.7(戦国ランス後日談) | 小説 | LP5年 | 戦国後 |
2008 | 小説版戦国ランス(全5巻) | 小説 | (パラレル) | |
〃 | 戦国ランス - 三匹が斬ったり突いたり燃やしたり | 短編双六 | LP5年 | 戦国後 |
〃 | 闘神都市3 | 長編RPG | (パラレル) |
制作スタッフ
- 原案・シナリオ
- 開発責任者・総監督・シナリオ(原作)は開発部長のTADA氏。
一般に多い、シナリオ担当がほぼ一手に話を引き受ける作り方とは違い、
原画担当者や他のスタッフも一緒になって積極的にキャラや世界観を構築してきたのが特徴。
元々はシナリオもTADA氏が直接担当していたのだが、鬼畜王以降からは氏のシナリオラフを
とり女史を主としたシナリオ陣が形にして清書していく形式が取られるようになった。
- 世界設定
- 世界観の設定に関しても、TADA氏以外に、ぷりん氏、織音氏といったメンバーが参加している。
それぞれ、世界観が固まっていったランス3~鬼畜王ランスまでをぷりん氏が、
ランス5D以降の新シリーズからは鬼畜王から設定に参加した織音氏がメインに担当する。
- 原画
- ランス2まではYUKIMI氏。ランス3~4ではYUKIMI&ぷりん体制。
鬼畜王では、むっち+MIN+ぷりん+織音体制と複数原画も多かったシリーズだが、
ランス5Dから織音氏が単独でメインを担当している。
アリス作品では原画担当がキャラの裏設定も作ることが多いため、
それに伴い、デザインだけでなく設定も含めて変更されたキャラも多い。
コメント
*1 分量が倍