アドミラル空間
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解説
瞬間移動魔法の際に利用する特殊な空間。
ネガ反転した世界を赤く染めあげたような、異質な景観である。ミラクルによれば「普通の人間は2週間で発狂する」。元の世界とは位相のずれた空間らしく、この空間にいる間はあらゆる物体に対して一切の干渉が不可能。*1
空間内では
空間内にとどまっている間は飲食の必要がなく(そもそも不可能ではあるが)、肉体的な加齢もないため餓死の心配はない。その代わり本人たちの気力によって自己同一性を保たねばならず、精神に異常をきたしたり、神経が衰弱したりすると、生物としての形が保てなくなり、「時空の歪」と名付けられたふわふわした雲状の生き物となってしまう。空間内にはこれらが大勢ただよっていることから、これまでにこの空間で精神崩壊した人、あるいは生物が相当数いることを示している。
空間にはときおり裂け目が生じることがあり、そこに引き込まれると「時間軸が大きくずれて」しまうため、自力による脱出が不可能となる模様。ランスとミラクルが引き込まれたときは空間内で実に30年も過ごすハメに遭った。ようやく元の時間に復元し、捜索にやってきたハンティが発見・保護し、無事脱出した(時空の歪に成り果てることもなく、心身ともに健康であった二人の胆力も相当なものである。ハンティもなかば呆れ顔)。
副作用
空間を脱出する際、空間内ですごした時間とは無関係に、時間経過(加齢)がランダムで与えられる。
数分、数時間といった誤差レベルの加齢から、数年数十年、最悪の場合は数百年という膨大な時間を経てしまう場合もある。この効果で寿命を超えてしまうと、脱出した瞬間に白骨化して即死、ということも考えられる。先述のふたりはちょうど30年くらい加齢してナイスミドルと化した。
そのため、この空間をノーリスクで使用できるのは不老のハンティ・カラーくらいしか居ない。
魔王が用いた場合、在任期間が短くなるかどうかは不明。
瞬間移動の実際
アドミラル空間の滞在時間にかかわらず、元の世界には突入した瞬間とおなじ瞬間に脱出できる。これを元の世界から観察してみると、ある場所で空間に突入したと思ったら、次の瞬間にはぜんぜん離れた別の場所から出てきたように見える。そのために「瞬間移動」などと呼ばれているが、実情は上記のとおりでひたすら徒歩で移動している。しかも不老不死以外には容易にあつかえない、危険な技である。
デ・ラ・アドミラル空間
ランス03にて魔王ジルが開いた異空間。アドミラル空間とは異なり外界の時間はズレこそあれど進んでいる。
一般のアドミラル空間とは違い元の世界の物体は無く、雷や炎が飛び交い異形の存在が住む世界。
地面があるように思えないが、そこは精神により認識できない足場が発生すると思われる。
魔王ジルの影響で様々な異世界と繋がっており、眼下にはリーザス城上空が映っている。
ジルは居るだけで無制限にレベルが上昇していく異世界「オルケスタ」の息吹を呼び込みランスを倒そうとするも、魔王である自身は才能限界に達するも、それ以上にランスのレベルが上昇してしまう。そのまま戦闘に入り、ランスの勝利に終わる。
旧ランス3で言う時空の狭間に当たる世界。こんな世界にもしっかり一級神である光の神G.O.D.が罰を与えに来る。
コメント
- 細かい情報が得られたので作成。 情報の加筆、修正お願いします。 -- 2014-09-22 (月) 09:06:01
- 自己観測による同一性の維持とか見てると某ACTの自我融合みたい -- 2015-01-15 (木) 15:30:18
- 完全に外界の時間が止まってたら後から入ってきた人に会うことなど絶対にないと思うんだけど、凄まじく時間の経過が遅いって扱いで良いのだろうか -- 2015-01-16 (金) 09:58:23
- オルケスタ逆さに読むと助けるお -- 2015-09-07 (月) 11:32:47
*1 たとえば扉の閉じた部屋には絶対に入ることができない。