イブニクルシリーズ


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解説 Edit

2010年代にスタートしたアリスソフトの新規RPGシリーズ
リスソフトの公式通販サイトから予約することで、もしもイブニクルの主人公がランスだったら…というコンセプトの特典おまけディスクが添付された。

本作はランスシリーズから世界観などの基本フォーマットを流用しつつ、創造神ルドラサウムが創った大陸世界とは別の、異なる創造神による異なる世界の物語として展開する。

創造神ルドラサウム大陸世界を創り、自らを愉しませるために三柱の分体「三超神」を生み出し世界の管理を任せたが、イブニクルシリーズの創造神は膨大な魂の力を与えた最初のメインプレイヤー「イブ」を創り、世界・神*1・生物*2・戒律はイブによって造り出された。イブは人間の男「始祖アダン」を造り伴侶となり、自ら人間を産み落とし聖母と呼ばれる存在となった。増え続けた人間の欲望は膨れ上がり、人々の欲望を肩代わりに吸収し続けた始祖アダンは四散してその欠片はモンスターとなり、同時に世界もバラバラに分け隔てられた。
聖母は姿を隠し、バラバラとなった世界の一つで物語は始まる。

イブニクル Edit

2015年4月24日発売。

あらすじ Edit

世界を創った聖母イブは人間に戒律を与えた。
一人の人間が伴侶にできるのは生涯ただ一人…と。

複数の女を犯す者、人を殺す者からはイブの加護は消失する。
彼らは人の道を外れた"アウトロー"と呼ばれ遠ざけられた。

一部の力あるものは騎士として認められ、
優れた血を後世に残すために複数の嫁を娶ることが許された。

かくして一人の若者が旅立つ!

双子の美人姉妹を二人とも嫁にしたいと考えていたアスタリスク。
彼が出した答えとは「騎士になって、いっぱいお嫁さんを貰う!」であった。

もし主人公がランスだったら Edit

物語の第一章半ばまでプレイすることができる。
鬼畜戦士の名に恥じず、通常レベル一桁台で散策する筈のフィールドをいきなりLv30で踏破する負け知らずの唯我独尊。当然高威力のランスアタックも健在。

いきなり冒険の旅に叩き出されたことでキョウ・キノウ姉妹のことを鬼双子・鬼畜双子・悪魔双子・糞双子と散々にこき下ろすがヤリたい気持ちは揺るがない。遭難した先で助けて貰ったヒロイン・リッシュを速攻で襲い強制的に嫁にした挙句、成り行きであっという間に騎士の位を授かるやこれ幸いとヒロイン・ラミアスと事に至る。順調に出世を続けて嫁を増やすのが馬鹿馬鹿しくなり、王都に着くなりヒロイン・トワを手篭めにしてアウトローに身を落とす。
その後本編で敵対組織であった蛇紋の幹部として迎えられ、「緑騎士」として名を馳せるや蛇紋総帥を蹴落としラスボスに上り詰める。直後本編ヒロインズ(被害者の会)が雪崩れ込み「これが私たちの三下り半!」と最終決戦に挑むも、ランスは新嫁コルピス・ティルト・オフィーリア・ナタールと共に迎え撃つのであった…。

本編ではプレイヤーに超劣化版赤ランスと揶揄され、英雄の資質も幸運も持ち合わせておらず、最終的に自分勝手な自業自得で敗れ去ったヤラセであるが、何故かランス版ではランスの舎弟を乞うようになり、扱いはパシリであるものの本編に比べれば(ランスの行いが酷過ぎるため)随分と良い立ち位置を得ているのがミソ。

ルドラサウム大陸との類似点 Edit

いわゆるアリスソフトによるトチ狂った剣と魔法のRPGであり、アイテム魔法、文化レベル・食生活、モンスター等はランスシリーズと共通。

事例説明
ハイジ人名、ランスロット共和国でパン屋を営む。名物はライジングサン(パン)
戦争有史以来戦争が存在せず、架空の単語。
「ホエール戦記」なる著書により「戦争」が流行語になるほど。
ドラゴンルドラサウム大陸とは逆で、メスしか存在しない。
英雄アーサーの時代に人間が旅する姿に感銘を受け、多くが別世界に旅立った。それ以前のアダンの四散に伴う世界の分断にも巻き込まれている。
円卓の魔女*3と呼ばれたドラゴン人間に混ざって平穏に暮らしたり、亡き夫を想い眠りにつく者もいる。
忍者数百年前には実在した伝説の存在。
後身でレンジャーという職が存在するが、この世界の忍者とはルドラサウム大陸でいう忍者Lv3みたいな存在である。
カラーイブが作り出した身の回りの世話係の種族。
このため無秩序に人間と性交してもアウトローになることはない。
この世界では額のクリスタルが高級素材として狙われることもない。
バンバラ文書異世界から流れ着いた説がある怪文書。
この世界の研究者が再現してしまったためバンバラシリーズが跋扈する状況になってしまった。
ラレラレ石ラレホンザという大きな一つ目を持つにゃんにゃん程の大きさのモンスターの眼が原料。
後頭部を叩くと目玉を取り出すことができ、本体は数時間で目玉が生える、いわゆる自切生物。
この世界でラレラレ石は動画扱い。
ポピンズランスシリーズではあまり取り沙汰されなかったが、ヒロインの一人に抜擢されていたり、カラクリが活躍したりと設定回収されている。
低周波はドラゴンから授けられた知識らしい。
ジャバ蛇紋幹部の一人ジャバ・ウォックが欲望に飲まれた成れ果ては、大帝国のマッキンリーのオマージュ。
戦士ランスクエストに登場したバランスブレイカーである魔導士ヘルベル、暗殺者パラライ、戦士ガジェルが蛇紋の一味として登場。
魔法ビデオカメラ家が一軒買えるお値段。
聖獣世界を支えているとされるが、世界は球体であるという説もある。
ただし世界はイブの結界により落下が防がれており、結界より先には進めない。
世色癌原料はキノコ。
QDクゥ・ドラゴン
重力をも操る最強のドラゴンであり、アダンの四散に伴い各世界にも分体が飛び散っている。
魂の管理人とも呼ばれ、魂の通り道であるキャメロットで英雄の大罪を犯したアーサーの魂を抱えている。魂の浄化施設である地獄は別にある模様。
浄化魔法ルドラサウム大陸では下界で滞った魂の扱いはAL教神官に丸投げされており神魔法「浄化」が伝えられているが、この世界では失伝しており魂容量が大きい聖女にのみ扱える「大浄化」のみ残っている。
ゲンフルエンザこの世界でも死病扱い。
見た目で忌避されるという理由で黒死病や緑化病も大病枠となっている。
丸い者イブとQDがどちらが格好いい生物を作れるかで競い合い、その結果QDが作り上げたモンスター。まる、まる改、ナマリダマ等。
イブが世界の管理のために造り出した八百万の神。
世界の仕組みを守っており、その下で働いて認められると人間も神様になれる。例:レベル神
イブニクルQDがベストセラーになることを見込んで書き上げた書物、現実世界でいうところの聖書のような扱いを目論んだ模様。
実際のところは本当の歴史を残したいという想いで綴ったらしい。


イブニクル2 Edit

2019年2月22日発売。

あらすじ Edit

モンスターと対等に戦えるのはスキルや魔法という
特殊な技能を扱える選ばれた者、戦士だけである。
人は戦士に縋って生きている。

だがスキルや魔法を使うものは病に罹りやすくなる。
何度も繰り返し発病し、多くの戦士が命を落とす。
人はこの現象を英雄病と呼び恐れている。

田舎町の研修医アレクはあらゆる病気を治せる「メディカ」というスキルを持っていた。
ただし治療に必要なのは病に罹った女の子とのSEXだった。

アレクは旅立つ

新たな伝染病の恐怖に怯えて混乱する世界。
アレクはメディカで生み出した薬を届けるために王都を目指す。
旅の先で待つのは新たな患者(美女)か、はたまた世界に病原を撒き散らす敵なのか……

もし主人公がランスだったら Edit

記事待ち

特記事項 Edit

  • メインキャラクターの原画担当は「閃乱カグラ」のキャラクターデザインなどを手掛ける八重樫南氏。

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*1 世界の管理を行う八百万の神と呼ばれる存在
*2 ドラゴンカラーポピンズ、最後に人間
*3 何人の円卓の魔女がいたのかは不明