かえるにょ・ぱにょ〜ん のプレビュー
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解説
1997年に発売された強制横スクロールSLG。
DALK以来久々にぷりん氏が本格的なゲームデザインを手がけた作品で、
かえるの国にょアリス、ままにょにょ、などの「にょ」シリーズの原点。
正確な年代は不明ながら、舞台はランスシリーズと同じ大陸、同じ時代。
OPの大陸全図の部分が鬼畜王ランスのパロディになっている。
魔物の森で変な生き物「パニョン」に変えられてしまった小国の王子ポロン・チャオが、
知り合った7人の少女達と共に、大陸を横断して故郷のパランチョを目指すというお話。
基本的にほのぼのムードでシナリオは控え目。ゲーム性のみが中心の、所謂やり込みゲー。
進行ルートを一つでも誤るとゲームの最後で全ての努力がリセットされるという、
無闇にシビアな仕様。CGもイベントではなく、ステージクリアのおまけとしてのストーリー
無し一枚絵が殆ど。また、アリスソフトのマスコットとも言えるハニーが、魔法無敵の特性を
獲得したのもこの作品が初。現在はロットアップして廉価版シリーズの一つ。
尚、廉価版では直っていると思われるが、
通常版に付属するsys35(ver1.12)にはいささか手痛いバグが存在する。*1
最終面でフリーズする人は、公式サポートを参照して別のシステムとの入れ替えを推奨。
ネットの海には有志の非公式修正ファイルも存在する*2。
仲良しパーティーの面々
- ポロン
怪しい薬で可愛らしくも無力な動物「パニョン」に姿を変えられてしまった少年。
犬のような顔でふさふさの白い毛、赤いスカーフがワンポイント。
長く垂れた耳を腕のように扱うが攻撃力は皆無。パニョンは本来異世界「パニョン界」の
住人らしいのだが、その姿にモンスターを引き寄せてしまうという厄介な特性があり、
パーティーは大量の魔物相手に連戦を余儀なくされる。へろへろボディで元の強さを全く
発揮できないが、神官能力が少しだけ残ったのが慰め。パーティーの回復役を務める。
かえるにょ国にょアリス、ままにょにょでは、本来の姿で登場。
- ライラ
ショートの金髪に赤いヘアバンドをしたボーイッシュな剣士。
無口で冷静。何か大きな過去を背負っているようだが、決して語ろうとしない。
実はかなりの恥ずかしがり屋だが、水着はライムグリーンのビキニ。
見た目通りの戦士系ユニット。
- アリサ
青髪ツインテールでおっちょこちょいの元気娘。シャルムと仲がいい。
正義感は人一倍強く、まがった事が大嫌い。見た目に似合わず、意外と俊足。
魔法少女風のステッキを持つ。かえるにょ国にょアリス、ままにょにょにも登場。
廉価版のパッケージは彼女。
- シャルム
小麦色の肌に紫のポニーテールの活発少女。格闘系。
動きの俊敏な体育会系。喧嘩っぱやくて、ドタバタ大好き。
言葉使いは男の子っぽいけど、心優しいおてんば娘。 チャームポイントは八重歯。
かえるにょ国にょアリス、ままにょにょにも登場。
- アリエッタ
長い髪にエプロンドレス。大きなパラソルを抱えたおでこ少女。
7人の中では一番幼いが結構しっかり者。ちなみに視力は両目とも5.0。
身体は小さいが、意外と打たれ強い防御系。人の言動を真似るのは癖?
パニョンの語感を気に入って、語尾に「にょ」を付けるようになったのが、
ゲームタイトルの由来。DALK外伝では、防御神としてゲスト出演し、
かえるにょ国にょアリス、ままにょにょにも登場している。
- エレーン
波打つ金髪に青い瞳。落ち着いた佇まいの娘。
メンバーの中では最年長で、面倒見の良いお姉さん役。
若草色の優美な服で、妖精を思わせる神秘的な雰囲気を漂わせる。
ママトトでは、マイトレアの必殺技
「ヤー・ワルキューレ」使用時の精霊としてゲスト出演。
- ウィンディ
水色のロングヘアに大きな黒いリボン、同じく黒の肩出しドレスの少女。
体力的には心許ないが、気が強くて負けず嫌い。典型的な魔法系。
メンバーの中ではとびぬけて博学。実は恐がり。高い所も苦手。
ついでに水着はなぜかスク水。
- キャロット
ピンク髪の白いスカートのほうき少女。
何事も疑う事を知らず、冗談も真に受けてしまうほど純真。
おっとりしていて頼りなさそうに見えるが、根性はすわっている。
スカアイテム
要らないので捨てます
- おたまじゃくしの親子、一昨日の天気予報 、噛み切れない綿菓子
鉄製の消しゴム、透明のサングラス、黒板色のチョーク
コメント
*1 1.13、2.09もこのゲームでは不具合あり。館456収録の移植ゲームに使われた2.03が安心とか
*2 最近は某アリスゲーまとめページのアップローダーにUPされた模様