ランスシリーズ の変更点


TITLE:ランスシリーズ
#div(start,width:auto)
#style(style=font-size:xx-small;float:right;line-height:60%;){{
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:タイトル|h
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(White):|c
|[[1>ランス1]]|COLOR(GRAY):2[初期版]|[[3>ランス3]]|COLOR(GRAY):4[鬼畜降臨]|[[4.x>ランス4.x]]|COLOR(GRAY):5A[6原形]|[[6>ランス6]]|COLOR(GRAY):7[RPG版]|[[8>ランス・クエスト]]|[[9>ランス9]]|[[10>ランス10]]|
|[[01>ランス01]]|[[2>ランス2]]|[[03>ランス03]]|[[4>ランス4]]|~|COLOR(GRAY):5B|~|[[7>戦国ランス]]|~|~|~|
|~|[[02>ランス02]]|~|~|~|COLOR(GRAY):5C|~|~|~|~|~|
|~|~|~|~|~|[[5D>ランス5D]]|~|~|~|~|~|
|~|~|~|~|~|>|>|>|>|>|[[鬼畜王>鬼畜王ランス]][IF]|
}}
#div(end)

#contentsx

*解説 [#i16dec33]
 株式会社チャンピオンソフトによるブランド「アリスソフト」の発足から歴史を共にしてきた同ブランドの看板シリーズ。ルドラサウム大陸を舞台に、ランスという一人の戦士にスポットを当てた作品。

 彼は世界を救う英雄でも勇者でもなく、されどそうなれるだけの資質と力と強運を持ち、しかしその性自己中心にして欲望に忠実、只自分の為のみに生きる一介の冒険者に過ぎなかった。そんな破天荒な男が巻き起こす冒険を綴った物語。彼は世界に於ける3人の主人公の一人でもある。

 世界観の一部を前身である同社「チャンピオンソフト」ブランドの「美樹ちゃんシリーズ」から継承。正史となる1から始まるナンバリングタイトル((原則として「Rance」+ローマ数字。あてな2号を前面に出したランス4.1と4.2は例外・また、7となる「戦国ランス」と8となる「ランス・クエスト」はナンバリングがサブタイトル扱いになっており、正式タイトルが別に付けられている))以外にも幾つかのスピンアウト作品を生み、他にもIF設定で展開する作品、世界観の一部を共有する作品が複数ある。特に同じRPGの闘神シリーズ1、2は、ランスに与えた影響も大きい。主要作品の詳細は各ソフトの項目を、関連作品はその他の作品を参照。

 便宜上、開発時期と設定の連続していた1~4.2と、それをベースにした鬼畜王を旧シリーズ。ブランクから仕切り直し、原画や設定の見直しがあったランス5D以降を新シリーズと呼ぶ事もある。

 以前から10話完結と言われており、完結の時期は注目の的であったが、2012年6月13日付で株式会社チャンピオンソフト取締役副社長の[[TADA]]氏より「ランス9、10と最後のまとめに入る」旨コメントがあった。

 2012年11月30日付の[[TADA]]氏のコメントによると「10が終わったら、あれもこれ、なんでもこうなのー、ああなのーと決めれるんだけどなぁ もうその後が無いから└|∵|┐♪ 」とされ、更にはランス9の最終エンドコメント((全ヒロインルートのエンディングを見た後、正史エンディングを見る。))でも「ランスシリーズも10で遂に完結。誰がなんと言おうと終わっちゃいます。」と表示されるようになったことで、全10作は確定の模様、その次を出すとしても外伝・後日談的扱いになると思われる。

特に3や4についてはスタッフもリメイク希望らしく、実際にランス3のリメイク作「ランス03」が2015年に発売された。

そして、ランスシリーズの最後を飾る「ランスⅩ -決戦-」が2018年02月23日に発売された。

ランスシリーズの総売上本数は1,159,193本。(2018年5月末時点での集計)

シリーズとしては完結したが、2020年11月25日から配信されているアリスソフトがデベロッパーのソシャゲ「超昂大戦 ~エスカレーション・ヒロインズ~」ではランスシリーズとのコラボを一定間隔で開催しており、来た年代の違うキャラ同士のやり取りや完結後の後日談のようなエピソードが存在し同スタッフ達によって極力矛盾点を抑えた作りにされている((全くないわけでは無い。))。コラボイベントが開催されるごとにキャラが増えていくのでシリーズファンは今後の動向に注目したい。


''設定関連''
- [[ジョンブル報道室>ジョンブル]]
- [[足利家目安箱>ジョンブル#tyou]]
- ランスクロニクル++
- ランスワールドノート
*発売年と作中年 [#ra5b133e]
#style(style=font-size:small;line-height:120%;){{
|CENTER:発売年|CENTER:タイトル|CENTER:ジャンル|CENTER:作中時期|CENTER:備考|h
|CENTER:|BGCOLOR(White):|>|>|CENTER:|c
|1989|[[Rance -光をもとめて->ランス1]]|短編ADV|LP1年||
|1990|[[Rance II -反逆の少女たち->ランス2]]|中編RPG|~||
|CENTER:~|[[闘神都市>闘神大会]]|長編RPG|LP25年頃||
|1991|[[Rance III -リーザス陥落->ランス3]]|長編RPG|LP2年||
|1992|ALICEの館2&br;収録作品:おかゆフィーバーの逆襲|ミニゲーム|(パラレル?)|R3後|
|CENTER:~|ALICEの館2&br;収録作品:なぐりまくりたわぁ|ミニゲーム|LP3年||
|CENTER:~|Super D.P.S&br;収録作品:マリアとカンパン|ミニADV|LP3年||
|1993|[[Rance IV -教団の遺産->ランス4]]|長編RPG|LP2年||
|1994|[[闘神都市>闘神大会]]II|長編RPG|(パラレル)||
|1995|ALICEの館3&br;収録作品:にせなぐりまくりたわぁ|床捲りRPG|LP3年||
|CENTER:~|[[ランス4.1 -お薬工場を救え!->ランス4.x]]&br;[[ランス4.2 -エンジェル組->ランス4.x]]|短編ADV|LP2年|4.1/4.2の前後編|
|1996|乙女戦記|3D-RPG|LP2年/IF||
|CENTER:~|鬼畜王ランス&br;初回版ブックレット:[[ETERNAL HEROES>エターナルヒーロー]]&br;初回版ブックレット:ランス温泉へ行く|大作SLG|LP3年/IF||
|CENTER:~|~|小説|GL533年||
|CENTER:~|~|~|R4.x以降||
|1997|かえるにょ・ぱにょ~ん|作業系SLG|LP4年||
|2000|ペルシオン|潜り系RPG|(パラレル)||
|CENTER:~|隠れ月|育成SLG|~|アリスブルー作品|
|2001|王子さまLv1|中編RPG|~|~|
|2002|王子さまLv1.5|バラエティ|~|~|
|CENTER:~|[[Rance5D -ひとりぼっちの女の子->ランス5D]]|ADV+RPG|LP2年||
|2003|[[Rance VI -ゼス崩壊->ランス6]]|この業界における正統派RPG|LP4年||
|2004|ALICEの館7&br;収録作品:ランス6~その後~|ミニ読物|~||
|CENTER:~|王子さまLv2|中編RPG|(パラレル)|アリスブルー作品|
|2005|GALZOOアイランド|RPG|(パラレル)||
|2006|戦国ランス|地域制圧型SLG|LP5年||
|2007|ハニホンvol.7&br;収録作品:戦国ランス後日談|小説|~|戦国後|
|2008|小説版戦国ランス(全5巻)|小説|(パラレル)||
|CENTER:~|三匹が斬ったり突いたり燃やしたり|短編双六|LP5年|戦国後|
|CENTER:~|[[闘神都市III>闘神都市3]]|長編RPG|(パラレル)||
|2009|アリス2010&br;収録作品:[[Rance02 -反逆の少女たち->ランス02]]|バラエティソフト|LP1年|リメイク|
|2011|ランス・クエスト|世界は救わない正統派RPG|LP6年||
|2012|ランス・クエスト マグナム|射程外からの強装弾RPG|~|アペンドディスク|
|2013|[[Rance01-光をもとめて>ランス01]]-|ADV+RPG|LP1年|リメイク|
|2014|[[Rance IX -ヘルマン革命->ランス9]]|タクティカルRPG|LP6年||
|2015|[[Rance03 -リーザス陥落->ランス03]]|RPG+ADV|LP2年|リメイク|
|2018|[[Rance Ⅹ -決戦->ランス10]]|大戦争RPG|LP7年((第二部はRA15年まで))||
}}
*制作スタッフ [#nee2547e]
:原案・シナリオ|
 開発責任者・総監督・シナリオ(原作)は開発部長(後に取締役副社長となり開発部長も兼務)の[[TADA]]氏。一般に多い、シナリオ担当がほぼ一手に話を引き受ける作り方とは違い、原画担当者や他のスタッフも一緒になって積極的にキャラや世界観を構築してきたのが特徴。&br; 元々はシナリオも[[TADA]]氏が直接担当していたのだが、鬼畜王以降からは氏のシナリオラフをとり女史を主としたシナリオ陣が形にして清書((織音氏と共にキャラ設定の担当もしており、ランス4はTADA氏との分担で部分的にシナリオの担当もしたとブックレットで語っている。シナリオ自体はアリスソフト発足前のチャンピオンソフト時代から担当しているベテランライター。))していく形式が取られるようになった。鬼畜王、ランス6、戦国と、登場人物が特に多い作品の劇中描写をメインで手掛けたことからア新シリーズでの人物の口調や細かな個性に関しては女史の影響が大きい((故に女史の退社は会社にとってもユーザーにとっても大事件であった))。&br; とり女史退社後のランス・クエストからはヨイドレ・ドラゴン氏を採用し、同作品とマグナムで氏を育て完結作のランス10まで走り抜けた。
 開発責任者・総監督・シナリオ(原作)は開発部長(後に取締役副社長となり開発部長も兼務)の[[TADA]]氏。一般に多い、シナリオ担当がほぼ一手に話を引き受ける作り方とは違い、原画担当者や他のスタッフも一緒になって積極的にキャラや世界観を構築してきたのが特徴。&br; 元々はシナリオも[[TADA]]氏が直接担当していたのだが、鬼畜王以降からは氏のシナリオラフをとり女史を主としたシナリオ陣が形にして清書((織音氏と共にキャラ設定の担当もしており、ランス4はTADA氏との分担で部分的にシナリオの担当もしたとブックレットで語っている。シナリオ自体はアリスソフト発足前のチャンピオンソフト時代から担当しているベテランライター。))していく形式が取られるようになった。鬼畜王、ランス6、戦国と、登場人物が特に多い作品の劇中描写をメインで手掛けたことから鬼畜王以降の人物の口調や細かな個性に関しては女史の影響が大きい((故に女史の退社は会社にとってもユーザーにとっても大事件であった))。&br; とり女史退社後のランス・クエストからはヨイドレ・ドラゴン氏を採用し、同作品とマグナムで氏を育て完結作のランス10まで走り抜けた。

:世界設定|
 世界観の設定に関しても、[[TADA]]氏以外に、ぷりん氏、織音氏といったメンバーが参加している。それぞれ、世界観が固まっていったランス3~鬼畜王ランスまでをぷりん氏が、ランス5D以降の新シリーズからは鬼畜王から設定に参加した織音氏がメインに担当する。

:原画|
 ランス2まではYUKIMI女史。ランス3~4ではYUKIMI&ぷりん体制。鬼畜王では、むっち+MIN+ぷりん+織音。ランス5Dからは基本的に織音氏が単独で担当していた((TADA氏と織音氏は特に気の合う関係(言い方を変えればお気に入り)であり、TADA氏が指揮するランスは必然的に織音氏の受け持ちとなった))。リメイク作については第一作目のランス02は織音氏であるが、第二作目のランス01から魚介((読みは「ぎょかい」である。ランス03の名札で確認可能))氏に変更され続いてランス03も魚介氏の担当となる。&br; アリス作品では原画担当がキャラの裏設定も作ることが多いため、ナンバータイトルの織音氏への交代に伴い、デザインだけでなく設定も含めて変更されたキャラも多い。((逆に、設定変更をした訳でもないのに織音氏が即興的に設定であるかのように話す「織音設定」と言われるものも一定以上存在する))

:音楽|
 リトルヴァンパイア~ランス1~4.x、6は外注のDRAGON ATTACK!氏((90年代前期までのアリスソフト作品は全て氏が担当しており、俗に言うアリスっぽい曲というイメージを形成したのは氏である。近年では正体がスクウェアの笹井隆司氏であることがほぼ確定しており、前期のアリスサウンドとスクウェアサウンドは腹違いの兄弟のような関係))(以下ドラアタ)、鬼畜王とランス5、7、8(マグナム)はshade氏。&br;戦国ランスまでは一人から二人体制で業務を担っており、この二名がランスサウンドの前期・後期の屋台骨として知られる。&br;ランスクエストではノンクレジットだが大和氏((現在は株式会社ハートカンパニー所属。サイゲームスのウマ娘の作曲者の一人。))も大ボス曲の演奏要員として参加したと本人がツイートしている。&br;shade氏退社後は氏の開催するレーベルASTLYRE所属のDJ C++(桜ノ咲みえ女史) 、元戯画の水夏える女史、PKタートルズ氏の三人体制となった。この三名が手掛けたランス10の曲は前任者達にも劣らない高い評価を得た。&br; リメイクはASTLYREのメンバーが担当し、原曲者としてドラアタ氏の名前がある。&br; サントラはかなりごちゃごちゃしており、作曲はshade氏だが演奏はドラアタ氏といった合作的なものも存在する。
*海外版について [#eb617fde]
 アリスソフトは公式サイトで国外からのアクセスを遮断した完全な国内向けだったのにも関わらず、何故か英語での解説wiki((項目によっては本サイト以上に情報が細かくリサーチされておりコメントの情報提供と合わせて参考になるものも多い))が立ち上がるなど古くから海外でカルト的人気を持っており、作品の公式翻訳((有志翻訳は意訳が多く精度に問題があり、度々海外掲示板で訳に関する議論が行われてきた))を求める声が多かったのもあって、後年になって新シリーズとリメイクの英語版の販売を順次行っている。&br;
海外での人気は有志翻訳を乗せた「割れ」と呼ばれる非正規品の流通に起因しており、それが海外市場開拓の足掛かりになってしまったのは少々複雑なところもある(業界全体に言えるのだが)。&br; イブニクルなど別シリーズはsteamでの販売に対応しているが、ランスシリーズはMangaGamerでの委託販売となっている((以前はアクセスできたが何時ごろからか国内IPはアクセス不可となっている。海外版は無修正なので国内はアウト))。&br;ローカライズ志望のStandstill氏((イタリア国籍))が入社してからは海外向けのXアカウントを作り積極的に情報を発信している。&br; 自社でローカライズに対応できるスタッフがとにかく少ないため翻訳ペースが非常に遅く、ランス9の英語版がリリースされたのが2020年。ランス03とランス10は2024年時点ではまだ翻訳および編集作業の最中。&br; 海外では実質的にまだ完結していない。
*特記事項 [#md9e91c4]
- ハニホン vol.4 で「ランス25」のネタ画像が掲載されたことがある。&br;パッケージはすだれバーコード頭の爺ランスと婆団子頭のシィル

*コメント [#u3ccfad0]

#pcomment(,15,reply)