リーザス聖武具

解説

リーザス王家の宝として伝わる3つの特別な武具。「聖剣」・「聖鎧」・「聖盾」の一揃えになっており、どれも白銀の地に金の縁取りがされ、リーザスの紋章である"L"のマークが装飾されているという共通したデザイン。建国者グロス・リーザスが大陸北端のホ・ラガの塔でホ・ラガから譲って貰った品。

武具としてトップクラスなだけでなく、この一式を装備した剣士と王家の正当な後継者が揃う事で、魔剣カオスの眠る封印の間の入口が開くという重要な鍵でもあった。失伝していたとはいえ、魔剣カオスの封印はそのまま最悪の魔王ジルの封印でもあり、リーザス陥落の裏の顔は、この聖武具を巡る魔人と人間の争奪戦であったとも言える。

一度はリア・パラパラ・リーザスから夫とするつもりのランスに聖剣と聖鎧が譲渡されたのだが、あろうことか2と3の間にランスに売り飛ばされてしまう。ランス3では買い戻した上に聖盾もランスに託されたが、物語の最後で倒したジルとベッドインする為にランスが脱ぎ散らかしたまま閉鎖空間?に消えてしまったので、現在は元通りリーザス城に保管されていると思われる。 ちなみにリメイクの03では白いデザインがダサくて似合わないとして、封印を解くとき以外装備されていない。

ちなみに、聖剣聖鎧をアイスの武器屋に売却した時の価格はセットで2000GOLD。

ゲーム的には

ランス2では

聖剣と聖鎧が登場。盾は持たない仕様だったので登場しなかった。リーザス聖剣は気力消費も平均的で威力もバスターソードを上回る文句なく最高の剣。聖鎧も鎧として最高峰だが、意外にもマリア謹製のシィルの最終装備に微妙に抜かれている。尚、ラスボス戦でランスの剣が折れているCGがあるが、聖剣の入手は進行上必須ではなく、デザインもOPから変わらない汎用装備のままなので、あまり深く考えてはいけない。

闘神ランスでは

聖剣と聖鎧。ランス2最終段階がそのまま初期装備に。

ランス3では

ここで聖盾が初登場したが、在っても空気な固定装備に。リーザス聖剣はロングソード並の気力消費で、バスターソード(強い反面高消費)を上回る切れ味の名剣。リーザス聖鎧は市販品最強の鋼鉄の鎧の倍以上の堅さ*1と、どちらも優秀。

ちなみに魔剣カオスはこの聖剣(攻50)の4倍の攻撃力(攻200)。作中世界での魔剣の凄みを表現するために敢えて極端な格差を設け、同じ理由で終盤の敵もカオスを持ったランスを基準にバランス調整したとの事。

鬼畜王ランスでは

リーザス王としての初期装備としてリーザス聖剣のみが登場。赤の将の証であるバイ・ロード*2と同性能の攻+2装備。

※ 気力消費 DOS時代のランスや闘神シリーズに共通する標準的な仕様。スタミナの事。
戦士も魔法使いも共通して持つMPのような物で、武器や魔法を使う時にそれぞれ設定されたコストを消費して行動する。 戦闘中に切れた場合は行動不能になるので、数ターン休憩するか竜角惨で回復を行う。 威力が高くても重い剣(バスターソード等)はすぐに疲れて休憩が必要になる、 強力な魔法は消耗も激しく連続して撃てないなど、分かりやすい仕様。無論、消費が少なく威力も高い物が優秀。

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