巫女
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解説
戦国ランスにおける職種であり兵種区分の一つ。
兵種における巫女は正式には戦巫女といい戦闘も治療も出来るという戦闘職であり、一般の巫女とは異なる。
八百万の神を慕いすべての物に感謝し、力を分けてもらう事で癒しの力などを行使する。
「八百万の神」とは本来の神や天使達のみの事ではなく、悪魔や鬼も神相当と見ている。
修行により心清らかであるように努めている。
誰にでも優しく、親切であるように。
全ての人が幸せであるように。
教義は違えども、AL教など大陸の神官やシスターと同様の存在と見て間違いは無い。
合戦時以外の巫女技能
- お神籤
お神籤を使って運を占う。
負の感情の貯まり具合も判定出来る。
運を占うなら大吉であっても、まるで負の感情が貯まっていないランスは何度くじを引いても全く当たらなかった。
(コパンドンは中途半端な修行によりこれだけしか出来ない。)
※一応戦闘にも使え、特殊な攻撃が出来る。
お神籤は魔法攻撃扱いでは無い為ハニーにも有効。
- 自然調和
異常気象を止める。
- フクマン
抱かれた相手に多大な幸運やパワーアップを授ける。
- 癒し巫女
多数の男に抱かれ負の感情を集めオロチの生贄になる者。
ある程度の年齢になった巫女の中でもしっかりした者にだけ巫女機関とオロチの秘密が明かされ、命をかけてこの任に付こうとする者だけ癒し巫女に立候補してもらう。
人は生きていく上で憎悪、嫉妬、不安など負の感情を持ち、それは体内で溜まり負-フ-となる。
癒し巫女は人々の負を自らに移し替えて溜め込む事でオロチの起こす大地震の規模を抑える役割を持つ。
負の感情を集める為の儀式の事を抱擁という。
ゲーム的には
弓兵、軍師と同様に合戦では攻撃手段として弓攻撃を使う。
弓攻撃を使う兵種3つの中で、最も攻撃力と防御力が低く部隊兵数上限が低く増員費用が高く合戦勝利の際の増員人数が少ないと意図的に他2種より弱く設定されている。
その一方で行動順は速め。
独自の技能として他者への回復能力を持つ。
(僧兵も回復能力は持つが、自部隊限定の回復という狭い範囲に限られている。)
ダメージを受ける、あるいは与える事により勝敗の基準となる「戦果」が変動するが、受けたダメージを回復しても戦果は変わらない。
自軍の兵数を回復することにより下がった戦力を回復させる事が出来る。
攻撃に参加するより後方で援護に徹する方が得意な兵種。
- 兵種全体から見ても強力な技能や能力を持つユニットでオロチ討伐の条件である名取
- 同じく強力でこちらは勢力ボーナスにより開始時点から使用出来るが、ルートにより途中で離脱する小早川ちぬ
- 開始直後から登用可能でオロチ討伐の為に必要な玉籤風華
これら3名が通常からやり込みまでのプレイにおける常連だが、30名という武将枠の上限の中でそれ以上を割くかはお好みで。
また、上記の通り兵種としての戦闘能力が低い事を反映してか足利超神、阿樹姫、雪姫などの非戦闘員が巫女兵種の武将として割り当てられている。
その他
ブックレットマニュアルに記載されている技能解説とゲーム中との違いがかなり多い。
マニュアルの作製後に仕様を変更したものと思われる。
(単純な誤表記も有るが。)
汎用技能
技能 | 解説 |
巫女の舞 | 神魔法におけるヒーリングと同等の回復能力で、一般的な巫女の初期回復技能。 合戦において指定した部隊の兵数を回復させる。 合戦において兵数はRPGでいう所のHPと攻撃力を兼ねる重要な物。 回復の出来る巫女は貴重である。 損害を受けやすい足軽などを回復させて部隊の壊滅を防ぎたい。 強化後の技能と比べると回復量が心許ない。 強化は必須。 |
巫女の舞改 | 巫女の舞を強化した技能。治癒の霧との選択強化。 巫女の舞から回復性能が倍になった。 足軽などダメージを受けやすい部隊を継続して回復させるのに向いている。 マニュアルでは「巫女の舞2」と記載されている。 個人戦ではこの技能がHPの回復手段で、全巫女武将が使用可能。*1 個人戦での回復能力はレベルに依存。 |
治癒の霧 | 同じく、巫女の舞を強化したもので味方部隊全部が回復する合戦技能。 行動値の消費は2で何度も使えないが、最大6部隊を回復させるので巫女の舞6回分と考えればお得。 敵部隊からの攻撃だけでなく自部隊攻撃時の反撃ダメージなど部隊兵数は全体的に減少する傾向に有るのでそれを一度に回復出来るのは大きい。 行動順の遅い部隊の兵数を完全に補充せずに合戦を始め、この技能でまとめて回復させる事で金を節約する事も頭に入れておきたい。 名取、小早川ちぬ、阿樹姫、雪姫、蓮間香苗と初期からこの技能を使える武将は多い。 |
巫女の舞/風 | 治癒の霧から強化すると今度は1部隊回復技能に。 巫女の舞改と回復量が同じで、こちらは次の順番が回ってくるのが早い。 普通に回復手段としても有用だが、待機より次の順番が来るのが早いので他の技能を使う為の順番調整にも使ったりする。 マニュアルでの表記は「巫女の舞/早」。 |
巫女の嵐 | 行動値全消費の要準備技。敵全部隊の最大兵数から10%を壊滅させる。 開始直後から使っても90%が残るのでこれだけ使えば役割が果たせるという技能ではない。 兵数残り1割以下の部隊はそのまま壊滅するので合戦終盤に討ち漏らしをまとめて掃除するのに使うといいだろう。 準備から発動までの時間がとても短い。 マニュアルの解説では20%を壊滅させると記載されているが、仕様が変わった模様。*2 魔法攻撃扱いの為ハニーには効果が無い。 |
状態解除(丙) | 敵軍2部隊の付与を全て解除する。 軍師技能であり畑違いの為か強化は出来ない。 軍師には自軍部隊の付与に専念させ、状態解除は巫女側が受け持つといった考え方が出来る。 軍師を2部隊使えばいいのでは?とか言ってはいけない。 巫女兵種の行動順が速い長所を活かしていこう。 |
出張巫女 | この技能を持つ部隊の兵数に応じた自軍男性武将の部隊に攻撃付与。 個人戦でも主力の武将へ確実に攻撃付与を付けられるので中々便利。 1500名いれば自軍の全部隊に攻付与を付けられる。*3 前列の上から順に付与していく仕様で、間に女性武将を混ぜるとそこで付与が打ち切りとなる。 マニュアルでは全男部隊の戦闘力アップと記載されている。 |
宣伝効果大 | 参加した合戦での勝利時、増員される兵数が1名増加する技能。 いくらなんでもささやかすぎる。 |
殴る攻撃 | 個人戦の攻撃技能。 「さがる」の交代によって出て来る巫女武将は後列限定であり、個人戦開始前の編成で前列に配置するか前列の武将全員が戦闘不能にならないと攻撃に参加出来ない。 わざわざ前列に出したところで攻撃力は期待出来ないので、巫女武将は回復役に専念させよう。 |
強殴る攻撃 | |
未熟巫女の嵐 | マニュアルに記載されているゲーム中には存在しないボツ技能。 誤植なのか巫女の嵐の説明文と全く同じ文面で、要準備攻撃で敵全部隊の20%を倒す技能と書かれている。*4 |
固有技能
使用者 | 技能 | 解説 |
名取 | 巫女の嵐2 | 要準備の合戦技能。 敵全部隊の最大兵数からそれぞれ30%を壊滅させる。 開幕から使って良し中盤以降に使っても良しの優秀な技能。 ルートを問わずに使用できる高難易度攻略の強力なお供。 |
小早川ちぬ | 毒殺 | 巫女の嵐と同じく行動値全消費の要準備攻撃。 敵全部隊の現存する兵数の内それぞれ50%が壊滅する。 ただし、味方ガード中の部隊は25%。 巫女の嵐より準備時間が長い。 効果の仕様上敵軍の壊滅は出来ない技能なので、合戦の開始直後から準備して敵軍の兵数をごっそり減らすやり方が一番ダメージを稼げる。 僧兵のガード解除を絡めて足軽等に与えるダメージも増やしたい所。 準備解除効果のある攻撃1度では解除されないので、忍者部隊1つではまず解除出来ない。 |
玉籤風華 & 名取 | 弓攻撃 強弓攻撃 | 個人戦でも後列からダメージを稼げる2人の固有技能。 登用しやすいこの2人が弓攻撃を持つ為、巫女は個人戦でも弓で遠距離攻撃出来るものと勘違いする事例が多発した。 |
売れ残り球子 | 時間経過2 | 本来は軍師の技能。 足の早い巫女に使われると厄介な技能だが、魔軍の時間潰しアリと違い固定で出てくる武将ではないので見る事がないまま終わる事も。 |
作中に登場した巫女武将
名前 | 解説 |
玉籤風華 | 茶屋のぶに時折訪れる歩き巫女。 美人だったのでランスが客将として迎え入れた。 記憶喪失であり不思議な石を常に持っている。 普通に進めていたなら初めて使う事になるだろう要準備攻撃の「巫女の嵐」を持つ。 修正パッチで宣伝効果大が追加された。 |
名取 | 邪馬台の巫女機関を取り纏めるJAPAN最強の巫女。 攻防知速が8688と防以外に隙の無い凄まじく高い能力と強力な固有技能を持ちながら仲間にするのは簡単という戦国ランスの良心。 強過ぎる力を持ったフクマンであり名取を抱いた男は幸せすぎて死んでしまう。 ランスは彼女とエッチする度にパワーアップ出来る。 |
小早川ちぬ | 毛利三姉妹の末妹でセックスと毒殺が好き。 卒の無い優秀な能力と凶悪極まる固有技能が特徴。 回復攻撃内政なんでもござれと万能。 魔軍の活動するルートでは破裂してしまう。 勢力ボーナスで加入させると合戦内政問わず長く活躍出来るのでその高い性能が遺憾無く発揮出来る。 |
足利超神 | 足利家の将軍で人から外れた外見と美意識を持つ。帝リング引換券。 兵種は巫女だが巫女技能を使用しているのは超神を乗せた御輿を担いだ巫女達。 能力的には巫女の中どころか戦国ランスの全武将の中で断トツの無能。 帝リングを所有しており謙信ルート以外で没収可能。 スタッフの中でも人気でありデバッグにおいて縛りプレイなどの為に好んで登用された。 落武者狩り持ちの武将が足りない時に重宝…しない事もない。 |
阿樹姫 | 原昌示の妻のわがまま姫。足利超神の妹。 国力に余裕があるなら2周目以降に登用可能。 とはいえ3周目以降のプレイ序盤は勢力ボーナスなどでコストがオーバーしていたりする事が多く、そのつもりでプレイしなければ仲間にする機会自体が無いかも。 |
雪姫 | 売春に定評のある北陸一の美姫。 朝倉義景に大事に扱われており優しい父を尊敬している。 おにぎりや赤飯などを作ってはランスや領民などに差入れている。 2周目から反織田の活動を始める。 準備が足りない時に武田家をけしかけられると大変。 だが、プレイに慣れてくると 「宣戦布告の手間が省ける」とか、 「捕獲後即レイプして満足度を増やして武将枠に空きを作る」とか、 わりと酷い目に遭わされる事が多い。 |
摩耶 | 巫女機関との交戦が始まると私も戦いますと志願する。 負の感情をため込むリミットがきており、そろそろオロチの儀に参加しなくてはいけない。 が、巫女機関を制圧されると在野武将として他の勢力に士官する事も。 能力的にはそこそこだが、これといった技能もなく頭数が増えただけ。 |
五十鈴 | 摩耶に次いで志願する。 まだ抱擁は出来ないけど戦う事は出来ます、との事だが能力は知以外は並以下。 摩耶と同じく技能は初期状態で巫女の舞くらいしかできない。 弱い。 ランスや織田家に対して隔意が無いのか、初期の関係が「普通」になっている。 |
三好B子 | 苦戦に喘ぐ天志教に助太刀を申し出たホラ吹き兄弟の紅一点。 交渉が7だが探索と建築が0。 |
売れ残り球子 | 上杉家に仕える武将でありランスの守備範囲外である賞味期限切れのおばちゃん。 時間経過2を持っているのが特徴。 時の流れは残酷である。 |
アヘン商人 | 毛利家に仕えている(?)恐ろしい名前の武将。 兵数が凄まじいが防は1と肉の壁で守るタイプ。 その膨大な兵数に支えられた回復や攻撃は非常に厄介で、壊滅もさせにくいという面倒な武将。 |
蓮間香苗 | 特殊キャラ追加ボーナスで加入出来る「妻みぐい」からのゲストキャラクター。 攻が1と戦力としては期待出来ないが、 治癒の霧、状態解除、出張巫女と補助を担う為の技能は一通り揃っている。 500名に兵数を増やせば前列2部隊に攻付与が付けられるので開始直後から「人望の杖」を装備させて兵数を増やすのが有用。 「戦巫女戦隊」を装備させるか1000名程度まで増員すれば個人戦はともかく、合戦であればクリアまで問題無く使っていける。 キャラクリ可能でありランスが妻みぐいする。 キャラクリ前だとルート次第で島津四兄弟に妻みぐいされる。 この人本当に誰とでも寝るな… |
コメント
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*1 職種が一般である雪姫や足利超神等も使える。
*2 仮に、5部隊で一斉に巫女の嵐を使えば兵数関係無く敵軍全部隊を鏖殺出来るというのは流石に強過ぎるか。
*3 まあ男性巫女武将はあまりいないが…
*4 仮に弓兵技能の「未熟一斉射撃」と「一斉射撃」の仕様と同じだとすると、開発段階の巫女の嵐は準備不要の20%壊滅技能だったのだろうか…