ペンタゴン -Pentagon Terrorist-

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解説 Edit

ゼス王国伝統のテロリスト組織。反魔法使いを掲げるテロリストの纏め役としてGI956年に設立された。現政権を打倒し、魔法を使わない者達による新政権の樹立を目的とする。下部団体も含めれば数万人規模という大きな勢力*1で、権力争いに敗れて現政権に不満を持つ貴族達からの支援で資金も潤沢。先代のリーダーはエリクソン。本拠地はマンタリ森の地下施設。

リズナ・ランフビットによると以前はここまで過激な団体ではなかったそうだが、近年は魔法使い憎しの極端な思想を基に破壊活動を繰り返すだけの危険な存在へと変わり、LP2年の十二月革命がガンジーに鎮圧されたのを期に分裂、規模を縮小した。この時期、意見の違いから離反した穏健派が設立したのがアイスフレーム。

LP4年、ランスの協力で「祖国の解放」作戦を実行に漕ぎ着けるが、肝心のペンタゴン主導によるクーデターが計画倒れで完膚無きまでに失敗、組織は崩壊した。その後設立された後継組織のネオ・ペンタゴンも短い期間で崩壊している。

分裂前にはペンタゴン8騎士と呼ばれる上級幹部がおり、それぞれペンタゴンとアイスフレームの中心人物として別れている。

組織名の元ネタは米国防省だが、幹部名の多くはイギリス軍艦ネタ。

ペンタゴン8騎士 Edit

ペンタゴンからアイスフレームが独立する以前、まだ完全なテロリストではなかった頃の幹部連の名称。以下の8名。

一般構成員 Edit

レオニード・クチマ
ランス達が初遭遇したペンタゴンメンバーの男。女の子刑務所で符号を知らなかったランス達に狂信的に突っ込み返り討ちにされた。会員ナンバー2301。死体から3G取られた。
ペンタゴン兵ゼヘ
タハコ愛好家。治安本部の通路で交代役のトミーを待っていたが、格好つけて背を向けて話してる内に接近したランスに気絶させられた。
ペド小隊長
ペンタゴン兵の小隊長。ゼヘの話に出てくる。
迷子のペンタゴン兵コマッタ
ペンタゴン基地の最下層でふらついていた男。小回りが利かないのですぐ落とし穴に落ちてしまうとぼやいていたが、侵入したグリーン隊に慌ててまた落とし穴へ落ちて気絶した。
ペンタゴン女兵士モスナ(CGあり)
紫の髪に左の口元にホクロのある美女。ランスをおだてる宴で、ポンパドールと共に中心になって機嫌を取っていた。同じ女として、魔法使いと自分達の身分の差に憤りを感じていた娘。クーデター後では、お嬢様学校での集団暴行を眺め昏い愉悦に浸っていたが、立場を逆転させただけで何が違うと、ランスにぺちっと頬を叩かれ怒られた。
余談だが、彼女のホクロなしver.がフランチェスカだという説もある。
袋叩きに会っていたペンタゴン将校ミック
クーデターで市民達を率いて作戦を遂行する予定だったが、作戦通り動かないので怒った所、逆にリンチに会ってしまった男。恥ずかしい話だが、どこもずっとこの調子だ…との事。
左の暴徒エホニ、右の暴徒オウワユヨ
クーデターで首都の混乱に乗じて嬉しそうに略奪に向かった男達。ペンタゴンゼス首都方面第37小隊の所属。本来は、18時に新聞社を襲撃、社長以下の重要人物を捕虜として次の指示があるまで待機…の筈だった。ネルソンが配った指令書も字が読めない相手には無意味というお話。
降参ペンタゴン兵ショボン
ネオペンタゴン基地で出会い頭に素早く降伏した兵士。すいません、降参します。許して下さい。うむ、罪を憎んで人を憎まず。改心しろよ。
降参ペンタゴン兵シノト
ネオペンタゴン基地でうわーん、タスケテーと情けなく降伏した兵士。
降参ペンタゴン兵トシアキ
ネオペンタゴン基地で、うう…もう嫌です…降参します…。勘弁して下さい。と、ランス達の姿を見て降伏した兵士。みんな普通に見逃して貰えた。

ペンタゴン基地 Edit

赤川の南にあるマンタリ森の中にある地下施設。基地の在処を隠す為、周囲の森を定期的に伐採植林して形を変えている。昔は倉庫ぐらいしかなかった地下部分を、アイスフレーム独立後に拡張した。各種猛毒、毒ガス、ぷちハニー爆弾、サンタ人形工場などの施設がある。
地図上のマンタリ森は、アイスフレーム本拠地と琥珀の城のほぼ中間地点にある。

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*1 ただし下部構成員の質は非常に低い
*2 ラフ画集に他のメンバーと並んで名を???と書かれたナンバー付きの女性幹部の絵がある。ストレートの髪でツリ目。