ペンシルカウがヘルマン第3軍に襲撃された後、パステルがバベルの塔へランスを呼び出す前のお話。
マグナムの正史認定により、ランス・クエストエンディングはifルートとなった模様。
最近世界中で導く者と呼ばれる組織が身につけると負の感情に囚われる黒い腕輪《魂の枷》を配り、
魂の汚染率を上げることで最終的に死ぬことのできなくなる存在《汚染人間》を増やそうと企んでいた。
AL教に魂の枷を渡すと景品などと交換してくれるため、ランスは女の子と交換してもらおうと腕輪集めに精を出したり、十代の女の子だけがかかる病気ミドリ病の女の子が隔離されている緑の里の女の子を犯したり、クルックーの仕事を手伝ったりする中で彼女との仲を深めていく。
法王決定の日、クルックーが現在空位となっている法王候補であることを知ったランスは、現在までランスを試験のための点数稼ぎに利用していたクルックーにお仕置きするという名目でAL教本部地下に向かう。
AL教本部の地下には世界中から集められたバランスブレイカーと呼ばれる強力すぎるアイテムや、画期的な発明とその発明者、強すぎる人物、先述の汚染魂などが厳重に封印されていた。警備ガーディアンやテンプルナイツの妨害を退け、他の候補者によって陵辱されていたクルックーを救出すると、クルックーは女神ALICEにより天界へ召喚され、正式に法王ムーララルーとなる。
新法王就任のパーティーに世界各地の要人が招待される中で、リセットを伴って訪れていたパステルが導く者によってさらわれてしまう。
女王を失ったペンシルカウでは英霊たちによる会議の結果、一ヶ月だけの条件でパステルの捜索を許可、発見できなければリセットが王位を継ぐということで決着。
AL教の警備ミスの責任を取り、テンプルナイツにペンシルカウの警備を任せリセットを伴ったランス一行はパステルの捜索に向かう。
導く者のアジトの1つを発見したランスを待ち受けていたのは、カオスの魔剣の闇に乗っ取られたマチルダが、しばらく行方知れずになっていた悪魔フェリスを刺殺しカオスを変質させる儀式を行っている現場だった。ランスはマチルダを退けカオスを取り戻し、以後フェリスはランス城の地下に隠れ住むことになる。
一方、導く者はパステルを半ば洗脳状態に置き、対象者の思念を周りに伝播させる拡散モルルンを用いて汚染人間の負の感情を汚染波としてばら撒くことで汚染人間の作成効率を大幅に向上させていた。
さらに、導く者の策略により懇意にしていた緑の里がゼス王国によって壊滅させたと偽られた魔人カイトは人間への憎しみに囚われ、完全汚染魔人と化す。
強烈な負の思念を拡散させるカイトによる被害を止めるためランスはカイトを倒し、汚染魂となった魔血魂はAL教の地下に封印される。
導く者の本部を発見し、導く者のリーダーであるアム・イスエルとパステルを発見したランス一行。
アムはクルックーとの二人きりの会話を望み、クルックーもそれを了承する。
アム・イスエルは先々代の法王であり、AL教の歴代法王にしか知らない真実を知っていた。
それは、この世界は創造神ルドラサウムが生き物たちが苦しむのを見て楽しむための箱庭であり、
AL教や神・天使といった存在は世界のシステムを維持しつつ世界に混乱の種を撒くための存在であるということ。
AL教や神・天使といった存在は世界のシステムを維持しつつ世界に混乱の種を撒くための存在であるということ。
当時から正しいことだけをしたいと望んでいたアムは、そんな法王の責務を間違いだと断じて出奔。
魂を汚染し輪廻のシステムに入れないようにすることで徐々に神の質量を減らし最終的に神を殺すという遠大な計画を実行していたのだった。
魂を汚染し輪廻のシステムに入れないようにすることで徐々に神の質量を減らし最終的に神を殺すという遠大な計画を実行していたのだった。
アムは同じく真実を知るクルックーを仲間に引き入れようとするが拒絶され、アムはパステルとともにその場を逃亡する。
逃亡したアムが向かったのはランス城の隣に建設されていたバベルの塔。
塔の最上階に設置された大量の汚染魂の塊(汚染塊)に拡散モルルンをかけたことで全世界規模で汚染波が伝播し、
危うく女神ALICEの配下の天使によってCITYごと焼き払われるところだったが、クルックーの取り成しによりランスたちが解決に向かうことになる。
一行は途中でパステルを救出し、汚染波の拡散を止めさせてついにアムを追いつめ、激戦の末アムは倒される。
汚染人間として不滅の存在である自分は封印されても千年でも待って歩みを止めないというアムに、
クルックーはそんな事は知ったことではないが、現在のランスのいる世界は例え相手が神であっても守って見せると強く宣言する。
クルックーはそんな事は知ったことではないが、現在のランスのいる世界は例え相手が神であっても守って見せると強く宣言する。
その後、パステルも自らが負の感情に囚われたことで迷惑をかけたことと、リセットのお願いを受けたことから、
ランスとのこれまでの遺恨を忘れることを宣言。ランスにかけた禁欲モルルンを解いて和解する。
ランスは和解の証としてパステルにシィルにかかった呪いを解かせる。そのままではうまく行かなかったが、
クルックーが持ち出してきたバランスブレイカーを用いて呪力を増幅することでシィルの氷を溶かすことに成功する。
感極まったランスは無我夢中でシィルを抱きまくるが、一息ついた時に呪いが再発動し、再びシィルは氷の中に戻ってしまう。
パステル以上の呪術使いはおらず、呪力増幅のアイテムは使い捨てで代わりはない。
だが、一度解けたものは二度解けないはずはない。ランスはさらに強力なアイテムと美女を求めて未踏の地ヘルマン深部へと新たな冒険の旅へ向かうのだった。
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