ユキ(使徒)
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※ランス1・ランス01・ランス5D登場のデル姉妹の姉である人物については「ユキ・デル」参照。
解説
魔人サイゼルの使徒。出身は女の子モンスターのフローズン。使徒になる前に輪姦され死にかけていた。元の姿とまるで似つかないが、その時、精神状態がピーだったのか、サイゼルが使徒を作るのが単に下手なだけなのか。格好は如何にもなアリスソフトでマジックハンド系の打撃武器を両手に装着している。公式ではランス6で一番のアレとされている*1。
しかしキチガイキャラっぽい振る舞いは周囲を油断させる戦術の一つにすぎず、内面は沈着冷静で狡猾な策士。昼行燈を装って実は有能と言うタイプの典型で主人すら騙し続けている。
実態は情報や経済の操作に精通し戦況分析と戦闘指揮もこなし、必要なら自ら前線に立って戦闘もこなす、マリスのようなマルチタスク能力を備えている。
素は割と丁寧な口調の常識人だが主人に対しては表裏関係なく慇懃無礼。実際、ユキがサイゼルの保護者のようなものなのだが周囲にそう見せないよう特技のキ〇ガイ演技でごまかしており主を立てる奥ゆかしさもある。
冷酷非情な軍師を演じている火炎書士は友人。
氷魔法と両手のロケットパンチが武器。
ラフ画集では初期案が描かれており、この頃は大きなアイスソードを武器兼乗り物として使っていた。 この案では和装でロケットパンチもなく、フローズンとしての造詣が残っていた。
ランス6では
株式市場に大混乱を起こすため投資家モヘカの館に来たが、モヘカは既にコパンドンに始末されていたため、館の漫画を読み耽っていたところ、退治にしに来たランス達に追い出されたことがある。終盤では弱いが中盤に戦うと結構強い。 ランス達との戦闘後、エッチと称してランスのハイパー兵器を凍らせ、一時期戦闘不能にしてカオスを使えなくした*2。その時、首だけになったが普通に平気っぽく、平然と胴体が再生する*3。上司のサイゼルに対しても暴言ばかり吐いて上司を上司とも思わない発言ばかり飛ばしたり、カミーラを色ボケ呼ばわりしているなど、他の魔人に対しても基本的に態度は同じかもしれない。しかし当のサイゼルがやられた時、ジークに仇討ちを頼んでいる処を見るとあれでもそれなりには敬愛しているのだろうか。なお、その際ジークにオーロラ共々言葉遣いを注意されているが、「ユキちゃんキチガイだから、これでいいのです。ウケケケケケ」とぶっちゃけている。アレなのは自覚しているらしい。本当にアレである。
マジノライン復帰作戦後、直ぐには魔人領へ戻らなかったようで、魔人アベルト討伐にモヘカの館へ向かうとペトロ山の中腹で遭遇する。またマンガでも読んでいたのだろうか?
オーロラによると、表向きは戦死した事にして故郷に帰ったサイゼルについて、
「ケケケケケ、アッサリぐっさり人間に殺されちまってやがりましたよ? まーユキちゃんはボンクラ上司から解放されてキャッホーって叫んだり喜んだりすることが無きにしもあらずんば虎児を得ず? ケケケケケ」
などと魔人領でふれ回っているらしい。やはり、言動に見合わず忠誠心は高いようである。
ランス10では
相変わらずなご様子。株売買で資金を稼ぎ逃亡生活に当てていたり、
普段のキチガイ言動は上司に合わせてIQ4に下げていた、などの新事実が発覚する。
自由都市屈指の規模を持つ企業国家、コパ帝国の株主であることも発覚。経済の目利きという点においてはリアにも劣らぬ怪物である。
コパンドンと株取引について話す際は普段のキチガイ口調はどこへやら、普通に話してるあたりそら恐ろしい。
素は悪事を嫌う性格で人間側のルールに則った公正な取引を信条としており、人と場を慎重に選んで素と演技を細かく使い分けていた事を思わせる。
サイゼルが深いショックを受けていたためユキと空気を読んだコパンドンがごまかしたが、かえって信憑性が増す結果となった。
着脱可能な首と体は首から体を生やしたりその逆も可能で増殖することが出来る。火炎書士は首だけの姿の方が好きとのこと。
IFだが、勇者アリオスに殺されてしまう場合、今際の際までサイゼルを逃がそうとあがくが、それでも自分を見捨てず逃げなかった上司に呆れていた。
人間関係
- ラ・サイゼル / 手の焼けるボンクラのヘッポコ上司。でも尽くしたい恩人。
- 火炎書士 / ハウゼルの使徒。お互いを「ユキちゃん」「火炎ちゃん」で呼びあう仲良し使徒。
- コパンドン / 投資先の会社社長。日ごろからお世話しつつされつつしている間柄で互いに信用が厚い。「ユキちゃんさん」呼びされている。
- ケイブワン / サイゼルを守るための喧伝の裏を意外にも見抜かれていた。やっか?かき氷になっか?
- コーラ / サイゼルを守るため足掻くが、画策を見破られてしまう。あーららん。駄目ですか?
- オーロラ / ジークの使徒で友達。使徒化前の生い立ちからの個人情報を知り尽くしている。
修得技能
修得技能 | |
ロケットパンチ | |
氷雪吹雪 | |
自爆 | 自身の首から下を爆散させて対象を凍らせる |
再生増殖 | 分離した首から体、体から頭を生やすことで個体数を増やす |
名台詞
- という訳で、ユキちゃんがこれ読むまで、
待ちやがれっていうかそれ当然の事だから
そこで正座して待ってろっていうか死ねモヘカの館にて
- あんあん、やんやん。
あんっああんあんあんあん。
やややんやんやんや〜〜〜んランスとのH時、色っぽく喘いでみせろと言ったのに対する返答。うるさい。
- 名付けて、カチンコチ×チン作戦ーーー!
ケケケケケケケケケケケランス、人生の危機 間抜けっぽく見えて効果的には恐ろしいものだったことを考えると策士。
- コパンドン
「あ、こりゃどーも、ユキちゃんさん。
先日はえらいお世話になってしもて」 - ユキ
「もーまんたい、ノープロブレム!
ユキちゃんも楽しかったのでオーケ!」意外な二人の親しい態度。経済界のドンであるコパンドンがお世話になるという凄まじいスペックが明らかになる。 いつものような会話が通じない様子とは打って変わり、理性的に会話をする使徒の姿にサイゼルは目をぐるぐるさせていた。
- サイゼル
「ええっ!?あんたがぷらっとどっかからお金や
家財道具や食糧持ってくると思ってたけど!
あれ全部、強奪してきたとかじゃなかったの!?」 - ユキ
「株の売り買いでお金を作ってたに決まってるじゃないですか。
うわ、信じられませんね。魔人だからって悪いことしていいとお思いで?」
「私、そういうの幻滅しちゃうな」
普通に喋れる・モラルがある・上司もそのことを知らない。三重の衝撃の事実。
- おっと、すみません。
普段はサイゼル様に合わせてIQ下げてたので - 今のIQは130ぐらいですが普段は4にしてます。
上司と軋轢を生まぬように心配りする忠臣……忠臣?
- サイゼル
「ええっ、嘘!あんた今まで私の前ではキャラ作ってたの!?」 - ユキ
「あははは、困りますねぇ、ケケケ、ユキちゃんキチガイですから、が口癖の使途なんているわけないじゃないですか。」
一々驚き方が天丼な上司に思わず苦笑い。 普段の笑いかたすら作っているという食えない人物。
- 無能な上司でも
守んなくちゃいけないんですよ?色々言ってるけど忠誠は深いキャラ
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コメント
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*1 とは言え、ノミコン影響下のパパイアや血まみれ天使などランス6はどうもキチガイが多い
*2 この時点でランスの厄介さと行動源力を見抜いて最も効果的な策を選んだ節がある
*3 その様子を見たサイゼルのコメントは うわ、きもっ