山本五十六 (やまもと いそろく)
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解説
没落した山本家の再興に奮進する美しい女武将。弟である山本太郎を足利超神に人質として捕われ、蔑まれながらも足利家の武将として働いていた。
しかし足利家滅亡後、弟はすでに足利家の軍勢によって殺害されていたと知り、絶望する。その後のランスの説得により、五十六みずから子供を産み育てて山本家を再興させることを決心した。
あくまでも家の再興にこだわる昔気質な五十六は、さっそくいろいろな男性とお見合いの場を設けて婚約相手を探し出す。
よその男に五十六を取られるのがおもしろくないランスは、俺様の皇帝液で孕むんじゃーとばかりに五十六と同衾することを企てる。
たしかに悪い物件ではないのでそれもまた良しと思う五十六であったが、シィルに避妊魔法をかけさせているランスの皇帝液では妊娠のしようがないのを知るよしもなく、なんべんもセックスをくりかえしてしまうのであった。
やがてランスとの子を(おそらくシィル凍結後に)懐妊、無事出産した。現在はJAPANにて育児に勤しんでいる。
ランスは照れ隠しか気まずいのか、生まれてからしばらくは息子の顔を見ていなかった。
ちなみにOVA版ランス01エンディングに一瞬だけ登場する。
戦国ランスでは
IFルートでヒロインとなり、ランスとの間に一子「乱義」を得ている。シリーズの未来を感じさせるルートEDは必見。
性格はちょっと内向的。鬼畜王からの続投補正か、他のヒロインと違い悲惨な末路を辿る展開がない*1。また専用ルートはあるが、キャラクリはない。
ランス10では
JAPAN絡みのイベントを進めると登場する。
いつの間にか運命の女入りを果たしており、電卓迷宮(電卓キューブと同一?)よりラバウルの弓を入手している。なんともアリスソフトらしいネーミングである。
ランスからは相変わらずの堅物と言われるも、乱義が生まれたため母らしい面も見せるようになった。
乱義に対しては後継ぎとして育てるべく赤子の頃からやや厳しいしつけを行っているが、それでも可愛さ故か甘やかしている面も見られ、ランスに指摘されて照れていた。
第二部では直接登場こそしていないものの健在。その弓技と必殺技の疾風点破は乱義にしっかりと受け継がれている。
ただし、2周年記念ランスシリーズ質疑応答によると戦国ランスの五十六ルートと同様、足を斬られてしまっているらしい。
鬼畜王ランスでは
織田信長・旧の配下だったがリーザスに降り、後にランスとの間に一子をもうける重要なヒロイン格の娘。鬼畜王の設定では、JAPANでは女性が戦場に出ることは稀で、彼女はかなり例外的な存在だった。戦力としては微妙だが運営次第。だが、数は増やしやすいので数で押す事は出来る。又、疾風点破で無理矢理敵大将を倒す事も可能。アレフガルドに浚われ、メディウサの玩具になって果てる悲惨な末路がある。後、火星大王にも浚われる。戦国と比べて、不幸になる展開もあるのが特徴。
ゲーム的には
戦国ランスでは弓兵自体が不遇なのだが、そのなかでも比較的使用に耐える実力を持つ。2つのユニークスキル「山本弓掃射」(貫通射撃)「疾風点破」(攻撃に暗殺効果が乗る)を持ち、状況に応じてオールマイティに立ち回れる。特に後者を上手く使いこなせば高難度でも主力足りえる。ステータス的には並の部類に入るので、主力とするなら強化が不可欠。兵数増員はもちろん、書や装備アイテムを優先的に回してステータスの底上げを図りたい。ゲーム序盤で捕虜にできるため育成期間は十分ある。
才能限界値の低さから個人戦での戦力とするのはむずかしい。あくまで合戦向きのキャラとして捉えておきたい。
条件を満たすと配下の井上成美と山口多聞が加入する。2名とも山本弓掃射を覚える半汎用キャラだが、肝心の五十六と役割が被るうえにそれほど強くない。
ランス10ではクエスト「JAPAN内紛」をクリアしないとドロップしない。
同クエストでは確定で「運命の女 五十六」が入手できるが、JAPANルートはタイムリミットが短いうえグッドエンドを狙えないルートなので、
一度JAPANルートで「JAPAN内紛」をクリアして、浮遊城ルートでも同クエストが出るようにしてから別バージョンカードを狙おう。
カード性能自体は悪くないのだが、同クエストが出現するのが10ターン目(のみ)とかなり遅く、その頃には他の有用カードが揃っているであろう事を考えると中々活躍には恵まれないか。
鬼畜王ランスでは溜め技の「疾風点破」(敵武将に1ダメージ・後列攻撃可能)を使える。暗殺用。 弓攻撃のダメージにはさほど期待できない。
人間関係
修得技能
修得技能 | |
山本弓掃射 | 貫通攻撃 |
疾風点破 | 一定確率で敵部隊を壊滅させる事が出来る |
名台詞
- ……あの方らしいです…
いずれ…また会う時もくるでしょう…
(……………)
(……ありがとう…ランス殿……)旅立ってしまったランスを思って。 ランスの気ままな性格を理解している五十六の控えめな気持ち。
- リーザス、自由都市、ゼス、ヘルマン…
ランス父上は人類すべてを率い、
魔軍と戦っています
時には剣となり、盾となり、父上の役に立つのですよ。
乱義-ランギ-五十六エンディングから。 IFルートとはいえ、シリーズの未来を感じさせるエンディングは必見。
- 五十六 「子供を授けてくださって……ランス殿には感謝しないと……」
フェリス 「いや、それはない」
パステル 「それとこれとは別じゃ」
五十六 「は、はあ……すみません……」
ランスの子を産んだ3人だが、この後ランスも言っているように三者三様。しかしママ友としては意気投合したようだ。
名場面
- 3G左の「お子が生まれ、五十六殿の体調が整うまでは!」
- 3G右の「戦に出るなんぞもってのほか!」
- 山本五十六「そんな…それでは…」
- 3G三つ巴「だめったらダメ!×3」
- ランス「もう生死の崖っぷちにいる老人の言う事だ。きいてやれ。」
- 山本五十六「…………」
- 山本五十六「では、私が自分で判断します。今動いては危険だと思ったら、戦場に出るのは断念いたします。」
- 山本五十六「それまでは…どうか、お役立て下さい。」
- ランス「うーーーん…」
- ランス「わかった。でも絶対、無茶はするな。」
- 山本五十六「あっ…ありがとうございます!」
- 3G三つ巴「ランス殿ぉ!×3」
- ランス「五十六が無茶をせんと言っているのだ。だからいいんだ。」
- 山本五十六「ありがとうございます。そして3G殿、すみません。お気持ちはありがたく頂戴いたします。」
妊娠してもランスの役にたとうと戦う意思を示す五十六。 五十六の真面目な性格を表している場面。
- 来水美樹「あ…あの…おなかに赤ちゃん…いるの?」
- 山本五十六「はい。」
- 来水美樹「少し…さわってもいい?」
- 山本五十六「はい…どうぞ。」
美樹はぱあと笑うと、そっと五十六のおなかにふれた。 - 来水美樹「まだぺたんこ…」
- 山本五十六「これからおっきくなります。」
- 来水美樹「そっか…」
- 来水美樹「いい子、いい子…早く出ておいでー…」
美樹は嬉しそうに、五十六のおなかをそっと撫でた。 - 来水美樹「ふふ…」
- 山本五十六「……………」
見てて和む美樹と五十六の穏やかな場面。
- 魔王リトルプリンセス「っ……あんたなんか嫌いって言ったでしょ!!」
美樹の両手に雷撃がまとわりついた。 - ランス「いっ……」
- ???「やめるんだ!美樹殿!」
- ランス「へっ…」
- 魔王リトルプリンセス「っ…………」
五十六が走ってランスと美樹の間に入り込んだ。 - ランス「なっ!!」
- 魔王リトルプリンセス「……………」
ランスをかばうように、五十六が美樹の前で両手を広げる。 - シィル・プライン「五十六さん、おなかっ…!!」
- 魔王リトルプリンセス「あっ……あか…ちゃ……ん……っ……く!!」
美樹は両手を自分の懐に入れた。
雷撃は美樹自身に流される。 - 魔王リトルプリンセス「うぁぁっ…!!」
- 山本五十六「美樹殿!」
自身の魔法でダメージを受け倒れる美樹を、五十六が抱きとめた。
美樹の躰が五十六にぶつかる。 - 五十六「っ!!」
- 魔王リトルプリンセス「うっ……!!」
<どっっ…>
五十六は美樹を抱いたまま、地面に倒れた。 - シィル・プライン「五十六さん、美樹ちゃん!!」
- 魔王リトルプリンセス「ああっ…」
- 山本五十六「う……」
- 魔王リトルプリンセス「ごめんなさい…五十六さん…私…」
- 山本五十六「大丈夫…大丈夫だから…」
五十六が美樹の髪を撫でにっこり笑った。魔王化した美樹を正気に戻した五十六の決死の行動。 自分のしたことを悔いる美樹を五十六が優しく包み込む様子は感動もの。
- 山本五十六「っ……!!」
ザビエルの投げた刀が、
五十六の左足の膝から下を、
ざっくりと切り落とした。
斬り落とされた足が、
血しぶきをあげ畳に転がる。 - ランス「五十六っ…!!」
- シィル「きゃ…!!」
- 3G「五十六殿ぉぉ!!!x3」
- ザビエル「はは!
ははははははは!
ははははははははははは!!!」 - 山本五十六「くっ……」
切られた勢いでどんと、
激しく背中を壁にぶつける。
しかし、五十六は倒れることなく、
壁を背に、渾身の力を籠め、
さらに矢をザビエルに向かって放った。
<ざくっっ>
矢は、ザビエルの左肩の鎧の隙間に刺さった。 - ザビエル「ははは!
きかぬ、きかぬわ!!
ははははははははははは!!」 - 山本五十六「くっ……!」
- ランス「貴様ぁぁぁ!!!!」
五十六ルート最終戦の最中。 かつてランスがカミーラに放ったものに似た間隙を突くようなザビエルの跳躍からの斬撃がランスに届く寸前にザビエルの目を射抜いて動きを止めた身重の五十六。 必殺の刃を阻止され、憤怒の形相で眼窩から矢を抜いたザビエルはすぐさま五十六の足を切り飛ばした。 出産間近であった五十六が瀕死の重傷を負ったのを見たランスとその場にいた仲間たちは怒号の声をあげてザビエルへと斬りかかる。 直後の戦闘ではかつての敵味方関係なく、各々のザビエルへの怒りの台詞が攻撃時に流れクライマックスへ。
- ランス「子供ならまた作ってやる!お前が生きなくちゃ、お家再興なんかあったもんじゃないだろ!」
- 山本五十六「助かります…我ら母子ともに助かります…!」
- 山本五十六「だからっ…んっ…ぅぅっ…」
- ランス「言う事をきけ。」
- 山本五十六「いっ…いやですっ…こればかりは…きけません…!!」
- 山本五十六「闘ってるん…です!我ら母子は共にっ……」
- 山本五十六「だから…そのような事は言わないで!!この子の命は、この子の為にあるのです…!!代わりなど作れない…!!」
- 山本五十六「私はっ…」
- 山本五十六「私はこの子を絶対、産みます!自身も死にはしないっ…!」
「最悪の場合は五十六を助けてくれ」と言うランスに。
画像
©アリスソフト
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*1 シィルは氷漬け、香は輪姦されて死亡、謙信は討ち死に又は四股を切断されてザビエルの玩具、蘭は身中から使徒が出てきて死亡等
*2 ランスワールドノート