復讐ちゃん
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解説 
レア女の子モンスター。巨大な待ち針を使ったフェンシングのような刺突攻撃を得意とする。
宝箱に潜んでおり、開けた者が示す者を暗殺する事ができる。但し、返り討ちにされなければの話だが…。
ちなみに依頼には
- 顔写真(6ヶ月以内のもの)
- 所持品(匂いがついているもの)
- 本人を直接見せる
のいずれかの条件が必要である。ただし、バードの時は、いずれの条件を満たす事の無く、標的であるランスの攻撃を実行に移している*1。
ランス5Dでは 
完全にランスの敵。偶然復讐ちゃんの宝箱を発見したバード・リスフーイが、復讐のターゲットの名前を聞かれたとき、ランスの名前を口にしたため、ランスが彼女のターゲットとなる。だが、度重なる罠と戦闘を繰り返しても暗殺には至らず。どんどんボロボロになり、逆にランスたちの同情を買ってしまった程。
最後は待ち針での刺突を脇に挟み、刺されたと演技したランスの死んだ振りにより、暗殺完了と判断して帰って行った*2。
時系列ではこの後に超昂大戦のコラボイベントへと続く形になる。
ランス6では 
ロッキー・バンクが持ってきた宝箱から発生。この時、新生復讐ちゃんとしてランスの傍につく。
一向に暗殺対象を決めずにエッチを迫るばかりのランスに業を煮やすが、復讐は自分でやる、お前は部下としてここに居ろ、等と言われた事で(あとランスに抱かれて人の温もりに触れたのか)、復讐という存在意義抜きでランスの役に立ちたいと思うようになった。
だが、依頼待ちの時間切れを迎えてしまった為、穏やかな時間を過ごせた事への感謝の言葉を伝え、風と共にランスの前から姿を消した。*3その後、いくらか時を遡り再び宝箱の中で眠りに付いた復讐ちゃんは、コパンドン・ドットと共に冒険中のバード・リスフーイの手によって目覚める事に…。
今回が6件目の依頼で、ランス5Dの時が7件目の依頼という一見矛盾したような記述からも分かる通り、復讐ちゃんは宝箱の力によって時空を移動しており、復讐ちゃんにとっては今作がランスとの初対面であった。似たようなシチュエーションとしてはランス10に登場した「時」の聖女モンスターのセラクロラスとの出会いがあり、関連性を感じさせる。
才能限界は50とレア女の子モンスターだけあって高い。が、いかんせん暗殺対象が悪かった、というか最悪。
超昂大戦 では 
ランスコラボイベント第五弾でプレイアブルキャラとして登場した。サブタイトルは5Dにならって「ひとりぼっちだった女の子たち」となっており、ランス本編でのぼっちキャラ救済がテーマのイベント。復讐ちゃんもその一人である。
ランス本編は6~7回目の目覚めの出来事であり、こちらはそれよりも時系列が後の話となっている。
異次元空間にある玄武城での仕事を終え、眠りについた復讐ちゃんが入った宝箱は時空を越えて地球へと辿り着いていた。5Dを思わせるような流れで通算8件目となる復讐の依頼を受けたものの、依頼人(戦闘狂)が自身の護衛対象をターゲットにして復讐ちゃんと戦いたいだけというマッチポンプだった事もあってグダグダしたり、更に反則じみた方法*4で続けざまに目覚めさせられた上で次の依頼人(アイドルP)にはそのルックスから復讐以外で利用価値を見出されてしまったりと受難が続くが、その性質故に常にぼっちであった復讐ちゃんにとって地球の人々との暮らしは決して悪いものばかりではなかった。多くの友人に囲まれ、アイドルデビューや宇宙人*5の侵攻を撃退したりと賑やかなものであったが、やがてそんな時間にも終わりがやってくる。
親友と言える程に仲を深めたワーグに対しては大陸での再会*6を約束し、ついでにヴィーカにはさんざんちょっかいを出された事の返しとして中指をビシッと立てるなど、思い思いの別れの挨拶を済ませて箱へ戻ろうとするが箱の蓋はがっちりと固まっていて開こうとしない。
その原因は本心では帰りたくないというところを見抜いていたヴィーカの機転によって箱を接着されていたためであった。次元を溶接して継ぎ目を消すという超理論によって塞がれた箱をどうにかする事は復讐ちゃんにも不可能であり、仕方ないと言いながらも少し嬉しそうな様子で地球での滞在を続ける事にした。とりあえず馬鹿な事をしたヴィーカの顔面にはタコを投げとく。
本編のビターな展開から見ればハッピーエンドと言えるのかもしれない。
普段着は脱ぐことができるが女の子モンスターとしての皮(毛皮)のようなものであり、人間用の服を着させられることは不快に感じるようで虐待だと訴えているが聞き入れてもらえず半ば諦めているようだ。
本人はランス6からの出来事をしっかり覚えているらしくランスには少なからず想うところがあり、ランスに自分の事が忘れられていないと知ると思わず顔を真っ赤にして胸をぎゅっとしている*7。 普段はランス5Dの時の事務的なですます口調だが、ランスに対してだけは乱暴な言葉使い*8に変わる事を自身でも困惑しており、復讐ちゃんにとってランスが特別な存在であることが窺い知れる。
待ち針を武器にしているのもあってか針仕事(裁縫)が得意という設定が付いた。針が関係する道具や、ハリネズミも好き。
人間関係 
- ランス / 7件目の暗殺対象、6件目の依頼権利者
- バード・リスフーイ / 7件目の依頼人
- ワーグ / 異世界を通じて出会った親友
- お町 / 異世界での仲間
- 切裂余命/8件目の依頼人。殺人鬼。マッチポンプで襲ってきた。
- ヴィーカ・ガオンヌ /並行世界のケイブリス(美少女)。8件目のターゲットを横取りで殺された。馬鹿な友達。
- 斗羽大洋/9件目の依頼権利者。芸能事務所のプロデューサー。悪い大人。
修得技能 
| 修得技能 | |
| 待ち針 | |
| 呪い | |
名台詞 
- あなたターゲットです。死んでください。
(5D)もはやボロボロの復讐ちゃんが放った言葉。あまりにも切実である。
- ………人間か……
………………ちっ宝箱から出て早々の一言。仕事の時間です。
- いじわるだ、お前
- ………お前の役に立ちたいのに……
- 存在意義うんぬんではなくて、
役に立ちたい……初めてそう思ったのに - ………ランス、ターゲットを言ってくれない事
ほんとは少し嬉しかった - 復讐だけが自分の存在意義で
少しいやだったから…暗殺対象を決めないランスに対して、セックスすれば決めてくれると思ったがそうでもなかった
- もしランスが復讐の対象にされた時 私を忘れてなければ、殺さないでおこう。
その時は死んだフリでもしてくれ。(6)別れの際の会話。…あれ、どっかでこの展開見たような。
- ちっとも変わってない
- …………変な奴のままだった
超昂大戦では再び敵同士としての再会。真っ裸で迫るランスをすかさずノックアウト。 気絶したランスを横目に呆れながらも記憶通りのままで少し嬉しそうな復讐ちゃん。
コメント 
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画像 
©アリスソフト
*1 後付けであるがランスは前回の依頼人であり復讐ちゃん自身がよく知っていたためと考えられる
*2 ランス6でのやり取りを考慮するとランスが死んだ振りをしてくれるのを待っていたのかもしれない
*3 もっとも、該当イベントを選択しなければ永久に去ることは無いが
*4 宝箱の中で復讐ちゃんが眠った直後に素早く箱を蹴り上げ、衝撃と浮遊感で転移が起きたと錯覚させた
*5 宇宙人と聞いて復讐ちゃんはクルピストン星人を思い浮かべていたが実際は名状しがたい姿のタコ型宇宙人達であった
*6 復讐ちゃんは他のランスキャラとは異なる方法で次元の壁を越えて来ており、同様の手段で大陸に戻った場合は地球での記憶を失わないのではないかと本人が考察している。
*7 復讐ちゃん視点で最後に会った5Dの時点ではランスが忘れているどころか向こうにとっては初対面だったわけだが
*8 グリーン隊に在籍していた頃の口調









