ヒーラー(巫女,僧兵)
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解説
ルドラサウム大陸の人間世界で代表的な冒険者職業の一つ。魔法使いのカテゴリーの中で神魔法の使い手か、JAPANの巫女と僧兵がこれにあたる。神魔法を教えているのがAL教である為、大陸でのヒーラーはAL教関係者が多く、AL教関係と交流が無い場合自分に神魔法の適性がある事自体を知らない者もしばしば。(例:キバ子)*1
独自の文化を築くJAPANでは天志を使う僧兵と巫女が類似した能力を持ち、そちらが一般的な為にAL教の布教が上手くいかず、神魔法の普及も大陸以上に成されていない。
僧兵は能力としてはファイターやスパルタ寄りであり前衛で戦うタイプであり、特殊な能力を多く持つ為搦め手で撹乱する事も出来るがという万能性を持つが、合戦の様な広い場において他の部隊まで手が届かず回復出来るのは自部隊のみという欠点を持つ。
巫女はソーサラーやガンナー寄りであり合戦での攻撃は弓攻撃、大規模な全体攻撃技能や自軍全域に届く回復能力を持つが、近接戦闘能力が無い点が欠点として挙げられる。
ランス・クエストとランス9における職業区分でありルドラサウム大陸の人間世界で代表的な冒険者職業の一つ。
魔法使いのカテゴリーの中で神魔法の使い手がこれにあたる。
神魔法を教えているのがAL教である為、大陸でのヒーラーはAL教関係者が多く、AL教関係と交流が無い場合自分に神魔法の適性がある事自体を知らない者もしばしば。(例:キバ子、ノア・セーリング*2等)
神魔法と魔法を両方使える魔法使いは結構珍しい模様。
その回復能力がパーティーの生命線になる事も多くソーサラーと違い物理戦闘力を持つ為、ハニーを相手にした場合やゴブリンの力によって魔法が封じられた所でも完全には無力化されず戦闘に参加することができるが、基本的にはファイターやガードといった戦闘職と比べると見劣りする者が多い。
というか、生命線なのだから後ろに下がっていて欲しい。
霊体、ゾンビといった存在を浄化する力を持つ。
ゲーム的には
魔法使い枠ではあるが立ち位置は魔法戦士に近くソーサラーと違い攻撃手段として物理戦闘力を持つ為、ゴブリンの力によって魔法スキルの使用が封じられた所でも完全には無力化される事なくスキル構成によっては戦闘に参加することが可能。回復スキルが「使用」出来ないだけであり、「全体加護」「戦闘後回復」など使用する以外の回復手段は問題なく効果を発揮する。
装備出来る武器はどの職種でも装備出来る短剣とこん棒を除くならば大別して魔法力の杖か攻撃力の槌の2種類。
更に細分化するなら槌の中でもハンマーとヒーラー専用装備のメイスに分かれ、これらの内のいずれかを選んで装備する事になる。
三種の武器の特徴
- -
- ファイターも装備出来る一般的なハンマーは命中率にマイナス補正があるが、攻撃力や衝撃率の補正値が高い。
職種の特徴である回復能力に特化するにしても、中盤以降はファイターやソーサラーの主戦力が整い雑魚を蹴散らしていく中で損耗、または戦闘不能になったキャラは随時入れ替えて行く事が出来る仕様の為に回復を要求されるような場面は少ない。
しかし、ボス戦では強力な全体攻撃を多用する敵が多く一転してヒーラーの有無が重要になる。
特にやり込みプレイ用のボス戦では1撃で戦闘不能レベルの攻撃を毎ターン使ってくるボス達への対策に必須でありヒーラー無しで突破するのは考えられない程。
普段使わないにせよそれなりに育てておかないと要所でヒーラーがいない事に煩わされ、完全に詰まった後で育てる事になる。
目標のやり込みボスによっては1人2人程度のヒーラーでは追いつかなくなるので複数人のヒーラーを満遍なく育てる必要がある。
ヒーラーが先に戦闘不能になってしまい、詰んでしまうのはお約束。
パーティメンバーに「蘇生薬」を持たせる等といった対策をしておこう。
特記事項として霊体、ゾンビといった存在を浄化する力を持つ。
物理攻撃耐性を持つ霊体モンスターにも普通にダメージが通る特性を持つ上にメイスのほとんどに霊体特攻が付いており、更に霊体即死攻撃の「浄化」というスキルまで有る。
ファイターの苦手な霊体モンスターの多いクエストに連れて行くと存在感を発揮する。
メイスは槌なのでここぞという場面で攻撃を外すのもお約束。
ヒーラーの半端な攻撃性能へのテコ入れの為か、
マグナムにおいて特徴的な上記の武器3つが追加された。
- ランス9では
1周目こそ回復魔法が活躍するのだが、2周目以降難易度を上げていく毎に敵ユニットの破壊値が跳ね上がり1撃で体力全部を持っていかれる様になる為に体力よりねばりを強化していく方が効率が良いという仕様上ヒーラーの特徴である回復魔法の出番が無くなっていくのが残念。
汎用スキル
スキル | 解説 |
状態回復 | 毒やピヨりだけではなく、戦闘不能まで回復してくれる。 |
ポップパルス | ヒーラー専用の槌スキル。習得には槌の知識が必要。 全体に低ダメージを与えて、攻防付与を解除する。 |
健常者潰し | 同じく、ヒーラー専用の槌スキル。習得には槌の知識が必要。 ダメージを受けていない相手に痛打を与える。 |
全体加護 | 自分の順番が回って来る度に 味方全員がほんの少しだけ回復する。 攻撃を受けると以降回復しなくなる仕様と 少な過ぎる回復量の2つを考えると、 取得するのはスキルポイントの無駄遣い。 |
戦闘後回復 | 戦闘終了後味方全員が少し回復する。 スキルを使わず回復出来るので行動回数の節約になる上、 ヒーラーの順番が回ってこなくても確実に回復出来る。 |
治癒の霧 | 味方部隊全部が回復する合戦技能。 攻撃時の反撃ダメージなどダメージは全体的に分散しがちなので、 全体回復は中々嬉しい。 |
巫女の嵐 | 要準備技。敵全部隊の最大兵数から10%を壊滅させる。 |
宣伝効果大 | 巫女の技能。合戦での勝利時、加入する兵数が1名増加。 |
延長戦 | 僧兵の合戦技能。残り戦闘時間を回復させる。 残り時間を任意で伸ばせるのは大きな強み。戦況を見て判断しよう。 |
ヒーリング | ヒーラーの基本スキル。いたいのとんでけー! 怪我といった一般的なダメージだけではなく、 頭痛に腹痛、衰弱や局部をぶつけた時の痛みなど幅広く対応。 何を治すつもりなのか、何を治して欲しいのか 使い手が解っていなくても効果があるようだ。 |
回復の雨 | 治癒効果のある、成分不明の雨を降らせて全体回復。 全体攻撃を持つ敵の多い所や、 ガードがおらずダメージが全体に分散される状況などでお世話になろう。 |
状態回復 | 攻撃/魔法と防御/魔防の低下付与に毒やピヨりだけではなく、戦闘不能まで回復してくれる。 戦闘不能を回復した場合HPが1/4しか無いので再度戦闘不能になる前に回復させたいところ。 |
健常者潰し | 同じく、ヒーラー専用の槌スキル。習得には槌の知識が必要。 ダメージを受けていない相手に必中の1撃を与える。1戦闘に1回の使用制限有り。 抜け駆けを併用しての先制必中ハンマーは中々安定してダメージを与えられる。 |
抜け駆け | 戦闘開始時に大きく素早さ補正がかかるスキル。 全体加護やその他回復スキルと併せて使うと戦闘開始直後に回復出来る。 パーティのHPに応じて付け外しする事で順番をコントロールしよう。 |
固有スキル
使用者 | スキル | 解説 |
アム | 汚染の槍 | 汚染塊を操り槍のように尖らせて大量に相手にぶつける。 |
セル | 悔悛の錠 | 苦痛を与えて悔悛させる。悔い改めさせることが目的の為、 このスキルで倒すことは出来ずHPが必ず1は残る。 威力が高い訳でもないし、倒す事が目的の戦闘で わざわざこのスキルを使う意味は薄い。 |
応急回復の雨 | セルのゼロスリースキル。 戦闘終了後に「回復の雨」の簡易縮小版を使う。 全体回復なので上記の応急ヒーリングのような 不具合が無いのがありがたい。 |
ちぬ | 殺人茶道 | 戦闘開始時に敵全体に毒を盛る、事がある。 |
自動回復2 | 性眼が持つ基礎技能。自分の順番の度に兵数が大回復する。 |
クルックー | 格闘の知識★ | 本業外であるスパルタの知識。強化不可。 確率で防御力を無視する効果が有るので、たまに高いダメージを出してくれる。 |
背負い投げ | スパルタのスキルだが護身術として取得している。 スパルタの装備は攻撃力補正が低い為、 序盤このスキルで出せるダメージは槌系武器を装備できる為スパルタよりも上回る。 ただし、槌の難点として命中が安定しないのでよく外れる。 使用回数は増やせない。 |
宝箱開け |
罠回避 |
ちぬ | 殺人茶道 | 戦闘開始時に敵全体に毒を盛る。確率は半々。 |
アム | 汚染の槍 | 汚染塊を操り槍のように尖らせて大量に相手にぶつける。 倍率1.0の全体物理攻撃であり、威力だけで見るならポップパルスの上位互換。 |
代表的なヒーラー職
作中に登場したヒーラー
名前 | 解説 | 登場作品 |
スプリンガー・パルオット | 導く者の幹部。 出奔する前のアムに救われた、記憶喪失の男。 導く者に所属する前の名はヴァイス・ヴィンター。 | 8 |
名前 | 解説 |
スプリンガー・パルオット | 導く者の幹部。 出奔する前のアムに救われた、記憶喪失の男。 導く者に所属する前の名はヴァイス・ヴィンター。 |
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*1 ノア・セーリングは冒険者を引退するまで自分に神魔法適性がある事を知らなかった、など
*2 ノア・セーリングは冒険者を引退するまで自分に神魔法適性がある事を知らなかった。
*3 ローカルパッチで、ワールド3限定だが上限が3000になった。