ホーネット -Hornet-


プロフィール
年齢(生年)172歳 / LP7年時点(GI850年生まれ)
身長 / 体重168cm / 45kg
出身(現住地)魔王城
職業魔人筆頭(GI~LP期)
ホーネット派代表
魔人筆頭(RA期)
レベル / 才能限界LV210 /LV320
技能LV(傾向)魔法LV2
神魔法LV2(カード)/ 聖魔法LV2(図鑑)
剣戦闘LV2
特技魔法全般
詩の朗読(鬼畜王)
目標父の遺志を継ぐ
登場作品リトルプリンセス
ランス10
鬼畜王ランス
ランス3/03(どちらも名前のみ)
ランス6(アリスの館,特典CD,ラフ画集)
戦国ランス(手紙)
ランス・クエスト(名前のみ)
Table of Contents

解説 Edit

先代魔王ガイ人間の女に産ませた、魔王人間のハーフ。魔物界のプリンセスにしてGI~LP期の魔人筆頭。
魔王の力の継承者キール・ラーナが自殺したことでガイは継承が出来なくなっていた。新たな候補が見つからない中、「自分の子供ならば魔王を継がせられるかも」と考えたガイは、無数の女性を孕ませ子を産ませることに没頭。それにより誕生した唯一の成功例、それがホーネットだった。
母はホーネットが産まれたときに死亡し、ホーネットは周りは魔人魔物ばかりの中、孤独を感じて生きてきた。それで友達としてあてがわれたのがサテラである。
10歳の時にガイにより魔人化、次期魔王となるべく英才教育を受けて育ち、誰もが次の魔王になるものと考えていたが適性が無かったために後継者になれず、ガイは仕方なく異次元から連れてきた来水美樹を継承者として選んでいる。
それでも魔人としての実力はケイブリスには及ばないものの別格。周囲に浮かぶ玉はその膨大な魔力を実体化させたもので、色によって属性が異なっている。

父親の遺志である「魔王リトルプリンセス擁立」を望み、「美樹殺害による魔王継承」を企むケイブリスとの内戦に身を投じる。魔人レッドアイとは過去4度ほど戦い、辺り一帯を更地にして死の大地と化すほどの壮絶な魔法戦を繰り広げた。
ランス10直前、数年に渡る激戦の末、ホーネット派が敗北、魔人領のすべてを掌握したケイブリスは一気に人類圏への進攻を開始する。

ホーネットの掲げている思想は「魔人による調和ある世界」であり、「魔人こそが人を統治するもの」という選民思想や管理主義に近い理念で「人間は下等な存在」という考え自体は他の魔人達と大差無く、サテラにもかなり曲解させた形で影響させている。
これはガイの「魔王魔人人間の上に立つもの」という教育によるものと彼女自身の「尊敬する父は絶対」というファーザー・コンプレックスからきたものでもある*1
父親との関係性も、善人格のガイを行動規範として畏怖しながら、悪人格のガイの奔放さの中に愛情を感じていたなど、かなり偏ったものになっている。
「完璧」とまで言われる優秀さの反面、主体性に乏しく、それを本人も自覚していて自嘲気味。
ランス10発売一周年記念で行われたTwiiter上での織音氏の質問回答において、お像入りになった一部のエンドに魔人筆頭ホーネット編があった事や、二部の後はランスの冒険パーティーのサブパーティの一員としてランスと一緒に冒険をしている事。
ガイの教育方針関しては性格の二面性で少し差があり、魔人として生きるか元気で生きるかの違い。ただどちらも「憎しみを持たない」ことに注視されていた事が明かされた。

リトルプリンセスでは Edit

ドラキュラ城にて、ホーネットの原型と思われる「ドラキュラの娘」が終盤で登場。ヒララレモンを欲しているが、それを渡してしまうと、幻覚によって包まれた部屋を突破できなくなり、事実上のゲームオーバーになってしまうので注意。

ランス3では Edit

ノスアイゼルの会話で「ホーネット様に気づかれないように~」と言及されるのみ。 正史となった03においては、魔人同士の会話で人柄を推測出来る部分が追加されている。

戦国ランスでは Edit

魔王ルートリトルプリンセスが覚醒すると就任祝いとサテラを援軍に送る旨の手紙を送ってくる。~手紙のみで本人は未登場。ケイブリスの超絶低姿勢な態度とは対照的で、両者の立場や思考のちがいが垣間見える。

ランス・クエストでは Edit

ハイパービルでのサテラの会話で名前が出るのみ。

ランス10では Edit

ケイブリスの元で囚われの身。カミーラへのプレゼントにするため、ホーネット派魔人の人質とするため本人は無事だが、身代わりに使徒が惨殺され続けている。救出作戦が行われない場合ターン進行でケイブリスによって凄惨な運命を辿る事に。ハウゼルシルキィを仲間にし、美樹を保護していると、ホーネット救出作戦が実行可能となる。ホーネット派の生き残り5万の命と引き換えに魔王城へ潜入。道中の戦闘を合計7ターン以内に突破する速攻作戦が要求される。

ランスに救出された彼女だが、歯牙にもかけていない所かむしろ下に見ており、サテラ使徒(候補)としての評価は「傍に置く者は考えなくてはなりません」と窘める程。人間とは相容れない存在だとして単独行動をする気でいたが、美樹の名前を出されようやく翻意した。 救出したお礼としてランスにセックスを迫られるが「わんわんに交尾を求められたらどう思いますか」とすげなく断る。ケイブリスを倒したらヤらせると約束はするが、この時点では実現不可能な口約束だと思っている。そんな彼女とランスがどういう関係を築けるかは、魔軍との戦争の行方次第。

救出当初は美樹に対し、早期に魔王に覚醒するように促していたが、その後は美樹と接する機会が多くなった為か、自身が魔王を受け継ぐことが出来なかった事に関して、負い目を感じている様子をみせる。
ルートによってはケイブリスを打倒後、美樹魔王を拒むも受けるも自由と発言するなど、あくまで美樹の意思に任せており、実際に美樹魔王に就任する事にはこだわっていない。

ケイブリス打倒後、残った魔軍を統率して人間界から撤退させる。(いない場合はカミーラが実行)
またエンディングにおいて、かつて失敗した魔王の血の継承にも再び挑戦する。

第二部では

魔王ランスの時代でも魔人筆頭を務める、現在の世界では最強の魔人ランスを救うために乗り込んだエールたちの前に立ちはだかり、「たとえ、魔王様(ランス)のお子様とは言え、牙を剥くならば、私の敵」と言い放ち、戦いを挑んでくる。

すべてが終わった後は、「これから元魔王であるランス様がどう行動していくのかは私にとっても重要」と話し、冒険に出てしまったランスシィルの捜索をサテラに依頼し、自分は魔物たちの代表になろうかと話していた。

鬼畜王ランスでは Edit

プロフィール
年齢(生年)不明身長 / 体重168cm / 45kg
出身魔王の城在中 職業魔人魔人筆頭) 
レベル / 才能限界Lv210 / Lv320 技能Lv(傾向)魔法Lv2、聖魔法Lv2、剣戦闘Lv2 
特技詩の朗読 特記事項魔王の娘

正史と同じく魔王ガイ人間(母については不明)のハーフで、魔物界のプリンセス。次期魔王となるべく教育を施され、あらゆる知識を身に着けた完璧な存在で、誰もがホーネットが次期魔王になる思っていた。だが、ガイ来水美樹魔王継承者に決めた後亡くなったため、美樹逃亡で魔王不在の中、ガイの遺言を不服とするケイブリスが反乱を起こし、さらに魔人の大半がケイブリスに従ってしまう。ガイの遺言を守ろうとするホーネットと彼女の配下の魔人たちは苦境にたたされているが、ホーネット美樹に意識操作をして魔王即位させる強硬手段を拒み、あくまで美樹自身が自分の意志で魔王即位することを待ち続けて、理想を共にする仲間達と劣勢の中、必死に戦い続けてきた。

ゲーム開始時は大陸北西部がホーネット派の支配領域であり、主人不在の魔王城を本拠地にして、ケイブリス派と戦っていたが、美樹ケイブリスに奪われ殺害されないために、自分たちの危険を顧みずにサテラメガラスを護衛として送り出す。メガラスサテラが抜けた戦力低下もあり、ターンが進むごとに戦況が悪化していく様子が描かれ、やがてケイブリス派に敗北して捕獲される。それからケイブリス魔王城を制圧するまでプレイヤーは魔人領に干渉できない。ケイブリス打倒後にサテラが健在ならば救出できるものの、戦闘ユニットとしては参加しない。

正史と違い、人間魔物は対等という考えで、ランスを「貴方様」と呼んで感謝を深々と述べるなど、人間のことを見下していない。魔人の中ではいわゆる穏健な人格者で、人間魔物が共存共栄する平和な世界を望み、レッドアイと自分の魔力のぶつかり合いによる環境破壊を防ごうとしたり、他人の心を狂わせて遊ぶワーグに「残酷な夢を見せてはいけない」と叱る等、どちらかといえば人間に近い思考や倫理観を持っている。だが父ガイの遺言(美樹魔王にしてホーネットはその補佐をすること)にこだわっており、ランスに犯されたことで魔王に即位した美樹が自分がガイの政策を引き継ぐかどうかわからないと述べた際には、その時は絶対命令権で私を従わせればいいと返している。ケイブリスから助け出された際のやり取りにおいても、ランス美樹魔王にせず人間に戻すと発言した際に不満そうな態度を滲ませるが、美樹の気持ちを聞いて、せめて美樹の護衛をすることでガイの遺言を守ることにするなど、頑なに遺言を守ろうとはせず、相手の意志を尊重する柔軟さを持ち合わせている。 創造神の侵攻が始まったときは、不安そうな美樹に「魔王の力が必要になるかもしれない」と励まして「平和になったら女の子らしいお喋りを楽しみましょう」と言ったり、サテラシルキィに「私達で出来る事をしましょう」と自分たちにできることを模索しようとするなど、他者を思いやる優しさを見せていた。

ゲーム的には Edit

ランス10では Edit

作戦クエストホーネット奪回後に拠点クエストで加入。所属は神魔。第二部開始実績の条件の1人……だったのだが、バージョン1.03にて条件が緩和され、実績を達成しなくとも良くなった。
カード構成は倍率6.6倍の六色破壊光線、コンボを稼ぎやすい6連撃の魔力球と非常に高性能。 凍結編成として強力なサイゼル等の連続攻撃&オーバーキル要員には劣るが、ホーネットは専用編成を組まず単独で扱えるというのが大きな評価点。育成用の3ラウンド以内&1ラウンドキルやオーバーキル要員として頼りになる。
欠点は無属性のため弱点が突けないこと、加入が後半になること、救出に1ターンを消費すること。また加入した時期には要所要所でダメージ上限の設定された敵が増えてきていまいち活躍しにくいことも。
ED分岐を考慮しないのであれば、加入させない選択肢もありえる。 救出のタイミングとなる5~8ターン目は忙しい時期であり、またリーザス魔人を討伐した後は戦果を入れつづけないとコルドバが戦死してしまう為、両者を両立するのが難しい。生存させるには詰将棋のようなプレイが要求される為、コルドバ(および魔物隊長ラカン)とほぼ排他関係となっている。

敵として戦う際には、6つの魔力球が支援配置される。
効果は、赤=確率80%でHP5%回復、青=こちらの支援を1つ消す、黄=異常状態を1つ回復、白=魔法レジスト50%、黒=自動発動80%で魔法攻撃、紫=1ラウンドの行動回数3回制限。
手数を減らされる上にHP回復まであるためそのまま倒すのは困難で、ラウンド経過で魔力球が消えるため再び配置し直すのを手裏剣や睡眠などで妨害するのが正攻法となる。
なおグラフィック上の6つ魔力球は、赤=炎、青=氷、黄=雷、白=光、黒?(紫?)=闇と、もう1つは支援配置の色とは異なり緑色で中に岩が描かれている魔力球。

人間関係 Edit

  • ガイ(善人格) / 前魔王の父様。厳しくも自分を教育してくれたので尊敬している。
  • ガイ(悪人格) / 前魔王の父様。奔放だけど優しい。父として愛していたのはおそらくこちら。
  • サテラ / 魔人になる以前からの幼馴染で大事な親友。
  • ランス / 下品な魔物より下品な人間、でも愛してくれた悪人格の父にどこか似ている。価値観を改めさせられた。
  • ランス第二部)/守るべき主君。私の行為は全て魔王様の為に。
  • 来水美樹 / 父の血を継いだ主君。
  • シルキィ・リトルレーズン / 信頼する腹心。
  • ラ・ハウゼル / 信頼する腹心。
  • ケイコ、マナブ、リツコ、マツタロウ / 使徒たち。
  • ラカン / 父の代から仕えてくれている執事。
  • ケイブリス / 父の遺言に背く裏切り者。だが積み上げた努力は賞賛する。
  • ランスの子達 / 呆然とするくらい強い8代目魔王の子供達。同じ魔王の子という立場ながら彼らの生き方が羨ましい。

名台詞 Edit

+  ランス10
+  鬼畜王ランス

名場面 Edit

+  ランス10
+  鬼畜王ランス

画像 Edit

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ランス10

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店舗特典サンプル画像

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スタッフ日記 桜秀蘭 ウェディングドレス風ホーネット

©アリスソフト

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*1 良くも悪くも素直な性格なので、その根拠を覆されるような事態が起きると、かなりあっさり魔王魔人上位の考えを改める。