リトルプリンセス のバックアップ(No.13)


リトルプリンセス -Little Princess- Edit

解説 Edit

来水美樹魔王としての呼び名。LP歴もこれから来ている。
出典は美樹ちゃんシリーズ「リトルヴァンパイア」の作中にて、
男の吸血鬼をドラキュラ、女の吸血鬼をリトルプリンセスと呼ぶという仙人の言葉より。

本人の感覚は普通の(能天気な)女の子のままなので、
魔王就任を拒んでヒラミレモンを使いかなり魔王化を押さえ込んでいる。
しかし、それも一時的な対処法に過ぎず、根本的な魔王化対策の手段は見つかっていない。
故に魔王といっても未覚醒。魔人魔物への強制力や、死ねない等の特性は未発動だが、
鬼畜王で猛威を揮った消えちゃえボム、理不尽な堅さとほぼ無限大の体力という設定は健在。
力の加減やコントロールは出来ないものの、力を使うだけなら現状のままでも割と可能。
未覚醒とはいってもやはり魔王だけあって、その気になれば地上最強の生物である事に変わりはない。
たとえ90式戦車*1の主砲が直撃しても「イテテ」で済んでしまうぐらいだとか。

魔王として覚醒すると、本名で呼ばれるのを嫌い自らリトルプリンセスを名乗るようになる。
また理由のない苛立ちと破壊衝動に取り憑かれ、何の躊躇いもなく凶行に及ぶようになる。

鬼畜王ランスでは・・・ Edit

鬼畜王のバッドルートでは、ランスに襲われたショックで城ごと小川健太郎
吹き飛ばしてしまい、彼を生き返らせる為に一縷の望みをかけて魔王として覚醒。
結局、健太郎は助からず、その絶望故にケイブリスの片目を無造作に抉るなど冷徹で
無感動な気性に変貌した姿をみせた。彼女の心に残ったのはランスへの復讐と殺意のみ。
ルート人間界は、美樹の率いる魔人と総員52万の魔軍によって蹂躙され、
圧倒的な力の前に過去の奴隷時代へと後戻りする道を辿る。そしてランスは城を放棄し、
リアマリスを連れて逐電。死を先延ばしにするだけの逃避行を選択した所で終劇となる。
当初は魔王リトルプリンセス編や、魔王ランス編も考えられていたそうだが、
開発の都合が付かずにお蔵入りしたらしい。
なおランス魔王になるバッドエンドの場合、継承の為に暗殺される。

戦国ランスでは・・・ Edit

火事で焼失したヒラミレモンの補充が間に合わなかったり、健太郎魔人化のショックで失踪した
美樹の捜索が後手に回った場合、魔王リトルプリンセスとして覚醒してしまい、戦国ランスでの
バッドルートにあたる魔王ルートに突入する。覚醒した美樹は、サーレン山のヒラミレモンの木
を破壊しに飛び立ち、戻ってからはザビエル魔軍を吸収、いらいらするからという理由だけ
でJAPANを無茶苦茶にするべく侵攻を開始する。
これによりホーネット派ケイブリス派の抗争も自動的に終結し、両派閥とも服従の意を認めた
手紙を送ってくるのだが、その一方であるケイブリスの手紙の卑屈さは一見の価値あり。
また、健太郎がまだ魔人化してない場合はさらって魔人化させ、
既に魔人になっている場合は止めに来た健太郎を絶対命令権で服従させてしまう。

戦闘面ではダメージ9000固定&連続行動の消えちゃえボム。
システム的にカオスでもダメージが通らず物理的に撃破不可能。
更には敵全部隊に全付与がついてしまい、リトルプリンセスが出撃する戦闘はほぼ勝利不可能。
魔軍自体も魔物将軍5人が加わり、ザビエル健太郎が大部隊で出撃し強化され勝つのは至難。
ただしルート突入前に戦力の充実、出撃許可証の多用、暗殺系スキルを主軸に置いた戦闘。
リトルプリンセス相手は斥候やセーブ&ロードで避けていく事を心がければ魔王ルートリアは不可能でもなかったりする。

魔軍全領土を制圧時におしおきにきたランスを見て呆然とするリトルプリンセス
健太郎がチート呼ばわりし、その後二人は瞬間移動で逃亡。
ランスが何れ魔人界に攻め込んでおしおきしてやるとつぶやいて疲労で倒れて魔王ルートは終了する~。 ちなみにゲームオーバー扱いで正規のクリアにならないので実質バッドルートなのである。

解説・その2 Edit

1987年に発売された、来水美樹小川健太郎を中心にしたシリーズの第2弾。
PC88用のディスクマガジンに収録されたコマンド入力ADV「さらわれた美樹ちゃん」を
独立してMSXに移植した物で、正確にはシリーズの前編といったところ。
なんでも現在のTADA部長が入社して初めての仕事がこの移植作業だったとか。
しかしながら、原作に比べるとイベントが中途半端に削られていて、
展開がかなりちぐはぐになっているなど、実の所不完全版らしい。

物語は、さらわれた美樹を追っておかしな世界に辿り着いた健太郎が、おかしな住人達*2から
情報を得て隠されたドラキュラ城へと辿り着き、彼を倒して美樹と脱出するまで。
リトルヴァンパイアやハニホンで過去の出来事として説明されているような、
日光(らしき剣)を手に魔物やドラキュラと戦って行くような展開は全くなく、
ドラキュラの敗れ方も魔法の合い言葉「ポンポン」を聞いて溶けてしまうと言うもので、
以降の美樹ランスシリーズと連続している要素はほとんど無い。あくまで原型なのだろう。
ホーネットの前身と思われるドラキュラの娘も登場こそするが、前述のイベント削りの影響か、
やはりそこに居るだけで意味のないキャラになっている。


コメント Edit

  • 身長 152 ? 体重 42 ? BWH 75/56/78 -- 2006-12-26 (火) 00:17:33

URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 1990年代からの自衛隊の制式戦車。主砲は西側第三世代の標準装備で、性能は十分高水準だがロクにアップデートされてないとかなんとか。お値段一輌七億五千万。これでも結構安い方?
*2 何故か女子高生やハニワなど