ヘルマン帝国 (共和国)


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解説 Edit

首都 : ラング・バウ
人口 : 約6300万人(LP5年時 約5100万人)
兵力 : 40万人 最大動員120万人(LP5年時 30万人 最大動員87万人)
元首 : 女帝 シーラ・ヘルマン(傀儡)→皇帝 パットン・ヘルマン→大統領 シーラ・ヘルマン

大陸一の古い歴史と軍事力を持つ北部の大国。国の紋章はヘルマンの頭文字を意匠化した『H』のマーク。
ヘルマン人は体格にも恵まれており、特に男性は死ぬまで体格・身長が成長し続け、女性も精神的に頑強で女傑が多い。フレッチャー・モーデルトーマ・リプトン、女性ではミネバ・マーガレットなどの人類最強と言われる者たちも輩出してきた。

鉱物資源(貴金属、宝石類を除く)が豊富なので重工業が盛んだが、寒冷な気候で農作物の収穫高が低く、民は常に餓えと貧困に喘いでいる。そのため、衣食住がある程度保証される軍隊への志望者が多く、短期間で強力な軍隊を組織することが可能。
食生活は粗雑で、石のようなイモとパン、お湯で似た大根がポピュラー。そのため温暖で豊かなリーザスを狙い度々侵攻をかけるが、双方の国境にある大山脈があまりにも険しく移動だけで死人が出る程。防衛側が圧倒的に有利となる自然の要塞と化しているため攻めあぐねている。

元は形ばかりの共和制であったが、LP2年の新帝即位から帝政を名乗るようになった。現在は宰相ステッセル・ロマノフの専横もあって腐敗しきっており、数年前の半分の国力しか持たないとは鬼畜王ランスでのパットンの談。
加えてLP4年10月に発生した黒死病で人口が激減している。

LP6年末期、遂にパットンランスの二人を中心とした独立武装組織「無法者」による反乱「ヘルマン革命?」が勃発。ステッセルによる腐敗政治が原因で、既に帝国上層部への反感が民間のみならず軍内でも膨れ上がっていた事もあり、無法者の勢いを止めきる事のできなかったヘルマン軍の各将軍達は次々と敗れ去っていく。 最終決戦であるラング・バウ攻防戦の最中、造反を起こしたミネバ・マーガレットにより、皇太后パメラ・ヘルマンステッセルを含む上層部の人間殆どが抹殺され、ミネバ自身も革命軍の指揮を取るランスによって討ち取られ、革命は成就される事になった。

革命終結後、AL教法王であるクルックー・モフスを見届人として、第一皇子であるパットン・へルマンが新皇帝に即位するも、直後にパットンは帝政廃止を宣言。ヘルマン帝国は、民主主義国家「ヘルマン共和国」となり、新たな国の代表には「大統領」の称号が与えられる事になった。 その後、元へルマン帝国の女帝であるシーラ・ヘルマンが、ヘルマン共和国・初代大統領に就任した。 その直後4年前の戦争から険悪な関係となっていたリーザス王国と和睦を結ぶ事になった。

歴史 Edit

年代出来事
GI0532ザナゲス・へルマン?が北の地にヘルマン共和国を建国する。
GI0533ザナゲス・へルマン逝去。
GI0534へルマン各地で内乱勃発。
反乱軍のグロス・リーザスが新国家リーザスを建国する。
GI0544第一次HL戦争
ヘルマンリーザスに侵攻。圧勝するが征服に至らず。
GI0554第二次HL戦争
再び侵攻、十年に一度のお祭戦争化。
GI0564第三次HL戦争
再び侵攻。遊び半分でリーザスを蹂躙、破壊と略奪を繰り返す。
GI0574第四次HL戦争
遊び半分だったヘルマンリーザスの奇策で撃退される。
ついに勢力が拮抗。
GI0584第五次HL戦争
ヘルマンが再び侵攻するが、またもリーザスが撃退。和平条約締結。
GI0800南部代理戦争
リーザスヘルマン魔軍が小勢力が集まる南部(ゼス地方)で各勢力に介入。
勢力争いが始まる。
GI0816第一次HZ戦争
肥沃な中央台地を狙いヘルマンが侵攻。
ゼスヘルマン侵攻阻止と引き換えに中央台地を砂漠化する。
GI0885第六次HL戦争(山脈攻防)
ヘルマン-リーザス間で大規模な戦争が勃発。痛み分けで終わる。
GI1015パラパラ砦の攻防
ヘルマンゼスと組んで挟撃によるリーザス侵攻作戦を計画。
ゼスへの内通失敗と「赤い死神」の活躍により失敗に終わる。
LP00024月、リーザス陥落
パットン・ヘルマン皇子率いるヘルマン第三軍が、リーザス全土と自由都市地帯の一部を制圧。
リーザス解放軍の働きにより、同第3軍は壊滅、パットンは行方不明となる。
同戦争後、ヘルマン皇帝逝去
長く病床に臥していたが、ステッセル・ロマノフに暗殺される。
6月、新皇帝シーラ・ヘルマン即位。同時に共和制から帝政へ移行する。
LP0004国内で大規模な黒死病が発生、上層部の保身利権争いで対応が遅れたのが原因となり、翌年の夏までに1200万人の死者を出す。
LP0006パットン率いる革命軍が蜂起、ラボリを占拠する。次いで、スードリ13にて革命軍第2旗が決起する。
革命開始から2ヵ月後、政権が打倒され、パットンが新皇帝に即位する。
しかしパットンにより、帝国制の終了を宣言され、ヘルマンは民主主義国家として新しく始まる。
パットンの頼みを受け、シーラが初代大統領に就任する。
シーラ・ヘルマン大統領、リーザス城にてリア女王と歴史的会見。リーザス王国との和睦が成立し、友好国としての道を歩み始める。

主要都市 Edit

都市名解説
ラング・バウ帝都であり、富と権力の象徴
第3軍が常駐する
イコマ計画都市
ウォークラン計画都市
パルナス計画都市
ラボリ計画都市
革命軍の本拠地(ランス9
パス計画都市
十字軍が駐在する
ポーン計画都市
コサック計画都市
第4軍の本拠地(鬼畜王/ランス9
シベリア計画都市
ローレングラード計画都市
第2軍が駐在する
マイクログラード計画都市
第1軍が駐在する(ランス9
ローゼスグラード計画都市
アークグラード計画都市
第1軍が駐在する(鬼畜王)
スードリ10計画都市
第5軍が駐在する(鬼畜王)
スードリ13計画都市
第4軍が駐在する(ランス9
スードリ17計画都市
ゴーラク計画都市
ウラジオストック計画都市
ボルゴZ人口10万の大都市、リーザスゼスに最も近く交易が盛ん(ランス9
牢獄都市(鬼畜王)
ログAバラオ山脈麓の街
ログBバラオ山脈麓の街
古代の遺跡ヘルマン東部にある謎の建造物。警備隊が常駐している(鬼畜王)
ジニサーレ町の外れにナズナズ城が存在する
セミタポラング・バウ南の砦
キューロフ北部の都市
ソロトイ北部の砦
ハバロフスク強制収容所
ヤンクーツク
チョックチャック村革命とは無関係のちょっと大きめのただの村。ミネバの蛮行で皆殺しにされた。
オシプロクス村アナセル・カスポーラの住んでいた村。モンスターの襲撃で壊滅した。
番裏の砦魔物の侵入を防ぐ大防壁
第2軍が常駐している

地名 Edit

地名解説
サーレンヒラミレモンなど不思議な植物が生えている
ナバタ連山ヘルマン北部にある連山
菜畑山頂上に魔物使いの力を強化する絆ノートがある
通称絆の山と呼ばれ、魔物使いの聖地となっている
NB山菜畑山の隣の山
バラオ山脈リーザスとの国境に存在する山脈
マルグリッド迷宮古代の遺跡とよばれる冒険の名所
観光遺跡でもあり、入場料を100G取られる
イシキリ迷宮
天敵の迷宮
雪の迷宮
ハンド・トロールLP4年に作られたショッピングセンター
現在は廃墟と化し、盗賊団ライオンマインドの拠点となっている
ナズナズ城ハイレベル神アンデルミィルの召喚媒体がある廃城
北大橋
西大橋
南大橋
双子砦
魔法フリークが評議委員時代に建設した
浮要塞が隠匿されている
巨大戦艦全長2000m程ある謎の建造物
ホルスの住処
ホ・ラガの塔ホ・ラガの住む塔
盗賊団のアジト

元首と側近 Edit

名前解説
シーラ・ヘルマンお飾り皇帝で傀儡だったが国民的人気は高い。
革命後は初代大統領に就任した。
ステッセル・ロマノフ宰相。実権を握る
パメラ・ヘルマン皇太后。
バステト闘将ステッセルのボディガード

ヘルマン評議議会 Edit

皇帝の下、ヘルマンの国政を取り仕切る定員8名の評議委員。ランス9時点では2名しか評議委員はいない。

名前解説
ケチャック・バンゴー評議委員、軍総司令官
バショウ・マティオ評議委員、経済長官
ハンティ・カラー評議委員(元)
フリーク・パラフィン評議委員(元)
シタック・ルソ評議委員(元)、ヘルマン歴史研究家、コサックに幽閉されていた
スーバ・ゴーヤ評議委員(元)、老経済学者、コサックに幽閉されていた
ガームロア・マティオ評議委員(元)、バショウの祖父
オールハウンド・ドックドッグ評議委員(鬼畜王)
ビッチ・ゴルチ評議委員(死亡)

ヘルマン軍 Edit

ヘルマン軍を参照。

パットン一派 Edit

雌伏する反乱勢力。のちのヘルマン革命軍

名前解説
パットン・ミスナルジ謀略の果てに国を追われた放浪皇子
ハンティ・カラーパットンの乳母兼、ボディガード
ヒューバート・リプトンパットンの親友にして右腕
フリーク・パラフィンパットンの協力者。ハンティとは旧知の間柄

ヘルマン革命軍 Edit

ヘルマン革命軍を参照。

闇の翼 Edit

国からの仕事をおもに受けている暗殺団。

名前解説
フレイア・イズン頭領「ブラックスワン」。下級アサシンに扮する時は「闇郭公」の名を使う
闇烏戦闘部隊の長。
闇鴨長距離専門の暗殺者。
闇鷺頭領の右腕。パットン暗殺に失敗してランスに犯されたことがある。
闇雀一般のアサシン

ヘルマン市民 Edit

名前解説
ロッテンマイヤー・ゴルチビッチ・ゴルチの妻
アミラン・バーコフ第1軍将軍レリューコフの一人娘
バウンド・レスヘルマン北東に拠点を持つ盗賊団首領の長男
ソウル・レス同じく盗賊団首領の長女、バウンドの妹
アナセル・カスポーラ裕福な家の女の子
メルシィ・アーチャ革命軍強襲部隊、支援隊隊長(ランス9) 貧しい家に生まれた女の子(鬼畜王)
エレナ・フラワーヘルマンシンデレラ。フラワー傭兵団首領(ランス9)
ペルエレ・カレット皇帝シーラ付きのメイ

コメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • ヘルマン革命が起こらず、そのまま第二次魔人戦争を迎えていたら、自由都市よりも早く滅亡したかも。 -- 2018-11-26 (月) 06:59:17
    • 砂漠からの軍勢に「4軍だけでなんとかなるやろ」な楽天的思考で2軍を動かさない分、逆にちょっと持ちこたえる説(ランスの下につかなくなるから結局潰れはする) -- 2018-12-10 (月) 15:24:22
      • 第4軍の将軍であるネロが、魔軍と対峙して、パニックを起こして、軍の機能が破たんした挙句、逃亡するネロはバボラの足で踏みつぶされるオチが思い浮かぶ。 -- 2018-12-11 (火) 05:17:54
    • 魔軍襲撃の際でのミネバの行動次第で、ヘルマンの滅亡が早まりそう。この期に及んで、ミネバヘルマンの王座を狙っているのかはわからないが。 -- 2018-12-14 (金) 05:42:01
  • 鬼畜王戦争からのヘルマン分裂というパワーワードのせいで、シーラを初めとする主要キャラの今後の在り方に暗い影を落としてしまった。内乱を阻止できたリーザスゼス、JAPANとの差は何だったのかという。 -- 2019-02-19 (火) 06:49:08
  • 鬼畜王戦争後の大統領選でシーラの対立候補としてメルシィが登場したら、シーラ達が困惑しそう。 -- 2019-03-21 (木) 20:44:31
  • ヘルマンは、リーザスが警戒するほどの「普通の国」になったのに対して、シーラを大統領とする西ヘルマンは、真の「田舎国家」に成り下がった。このまま、シーラが何らかの政策を行わなければ、西ヘルマンが自由都市レベルの「国モドキ」に成り果てる。 -- 2019-03-31 (日) 21:00:25
  • 分裂関連で定期的に脳内設定混ぜつつやたら後ろ向きなこと言う人いるよね、メタ的に考えるとエールの今後の冒険のための火種としては必要だと思いはするが -- 2019-03-31 (日) 22:50:48
  • エール一行にガチで敵対的な国も必要ってことかね、魔物領はランスにマイナス感情がない魔人が統率しているからイマイチだし -- 2019-04-01 (月) 17:02:38
  • >>男性は死ぬまで体格・身長が成長し続けるという体質である マジか。でかいのそんな設定あったのか -- 2019-04-20 (土) 08:31:29
  • ラングバウにある宝物庫の中身をオークションにかけて、資金を増やすことはできないものか。 -- 2019-05-07 (火) 06:59:54
  • うーんというか、ヘルマンは今の大統領制になったのも革命により起こったし、より民主制にしたことにより分裂したんじゃないかと思う。 -- 2019-05-07 (火) 12:46:04
  • 鬼畜王戦争後、仮に透琳を擁しても、タイガーらのクーデターを鎮圧することができなかったとしたら、その原因についてこれ以上思い浮かぶことができない。 -- 2019-06-23 (日) 20:01:21
  • リーザスが東ヘルマンへの対応に慎重になっているということは、東ヘルマンの力が昔の強いヘルマンと同じ強さを持っていると認められていることになる。一方で、シーラ大領領の体制でのヘルマンは、分裂したことで、帝国制よりも弱体化しているということになる。 -- 2019-06-29 (土) 06:51:21
    • 2周年回答より Q:リーザスの暗躍ありました? A:東ヘルマン独立に関しては、親バカを拗らせていた最中のため、暗躍も予期もしていなかった。今のヘルマンには得るものはないため、太ったら奪いには行くだろう。 単に奪う価値も無い痩せた土地だから監視に留めて放置してるだけ -- 2022-07-24 (日) 23:21:11
  • ヘルマンの識字率は高いと言われていたが、アールコートのような軍師が輩出されないとか、批評も無くシーラを大統領に再任させるという政治意識の低さを見ると、ヘルマンの教育は高水準とは言えない。 -- 2019-07-17 (水) 19:52:22
  • やることがことごとく裏目裏目に出てるけどまぁ革命しないよりはマシだったとは思う。 -- 2019-07-19 (金) 17:58:45
    • クソ書き込み連投してんのお前?w早く死んでよ -- 2019-07-19 (金) 23:51:52
  • 食糧難なのにムキムキ設定は無理がある 北斗の拳かよ --   2022-07-24 (日) 21:51:59
  • 客将に過ぎない透琳がヘルマンから立ち去っただけで、内乱から東西分裂するなんて、ヘルマンの体制はどれだけ脆弱なのか。 -- 2023-03-11 (土) 22:30:55
    • 他と違い碌な後任人材残ってないからなあ。パットンランス城という闘神都市で世界中飛び回って旅してるし、ロレックスはもう3のバレスくらいの年で残ってんのアミトスとクリームくらいやん。サンソンとデストラーとか有能人材もいるがあのシーラが上手く戦に取り立てるようあれこれ手配するとは思えんしな。 -- 2023-03-12 (日) 00:16:44
    • リストレスとマハ生き残ってたらなあ -- 2023-03-12 (日) 00:19:10
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