シィル・プライン

提供: ひつじ小屋別館2代目
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解説

ランスに買われた奴隷の魔法使い。兼、彼にとってのベストパートナー。ピンク色のふわふわっとした髪(もこもこヘアー)で、ランスの趣味でいつも婢風の白い露出の高い装束を身に着けている。才能はBクラスだが、(ランスのお陰で)高い才能限界を持つ、ちょっと凄い魔法使い。

真面目で従順。戦闘や回復だけでなく、家事に内職、冒険の荷物持ち、鍵開け、罠外し、夜の相手と万遍なくこき使われている。でも本人はランスに惚れているので幸せ。何があってもランスから離れたくないらしい。

ゼス王国、オールドゼス近郊の出身。その付近の森の中にシィルの実家がある。魔法使いの家としてそれなりの家系に生まれたが、都市の学校に入学する為の移動中、夜盗に拉致されてしまい、絶対服従の魔法をかけられて奴隷として売られていた。そこで奴隷商人の護衛に来ていたランスに紹介され、後に15000Gで購入される事になる。[1]本来の値は豪華な家が買える額との事だが、値切り交渉抜きでこの値段だったのかは不明。一応、ランスのこの時の全財産だったらしい。それがLP1年4月の16歳の出来事。(ちなみにその奴隷商人は、同年アリオス・テオマン、ユラン・ミラージュらによって倒されている)

昔の作品では、ランスにとっての自分を普通にアピールしたり、余計な一言でポカリと叩かれたりするちょっとおかしな所も魅力な女の子だった。だが生みの親とも言え、シナリオやサブディレクターも手がけた初代原画のYUKIMI女史が抜けたせいもあってか、原画変更がかかる度に性格がアク抜きされたり、もこもこ頭が増強されてアフロ化したり、ついにはライオンヘッドになったり[2]とシリーズ変遷の影響をモロに受けているヒロイン。

そんなシィルにもランスに言えない秘密が3つ程ある。まず1つ、実はもうすでに絶対服従の魔法は切れている。(特記事項に詳細有)2つ、内緒だけどランスのことが好き。3つ、ランスに悪い事をしてもらいたくない。(でも言うと怒られる)

ランスの半身ともいえ、彼女の存在が丸くなる前のランスの鬼畜な所業を幾分制限していた面もある。逆にシィルがいないとランスの所行に歯止めが利かなくなる傾向は、ランス4.xで顕著。外伝的作品だが鬼畜王ランスにおいても、シィルの不在がランスの魔王化のトリガーとなっている。 ランスクエストではマカット酒場での悪党同然の振る舞いが例として挙げられる。

現在、永久氷の中に封印中。織田家預かりを経てランス城の一室に保管され、なんかメイド達の信仰を集めたりかき氷の材料にされたりしている。

ピンク仮面

ハピネス製薬での仕事でランスが命の危機に陥った時颯爽と現れる謎の仮面美少女。格好は仮面舞踏会のような蝶マスク?で顔を隠し戦隊物のようなレオタード衣装を纏っている。誰がどこからどう見ても正義の味方。もといランスの味方。

ランス曰くシィル・プラインのような声と胸の感触がするらしい。ランスと一緒に居たあてな2号はあれはシィルちゃんれすシィルちゃんれすと言っていたがその時シィルは家で内職しながら留守番をしているはずなので彼女がシィルのはずはない。・・・・とランスだけが思っているのだった。

ランス1では

黒縁眼鏡におさげ髪で変装してパリス学園に潜入。ランスに先がけ一週間前から学園の情報収集をする傍ら、学園生活は楽しい。みんな優しい。と状況を満喫していたが、ランスが到着するなり小遣いの150Gを巻き上げられた。また呼び出される度に、まだ慣れていなくて痛いのに裏庭で襲われたりとロクな目に遭わない。

しかし、ランスが見当かなみに絞め殺されかけた時には炎の矢で颯爽と窮地を救い、持参した回復薬を渡してランスを最後の戦いへと送り出す。この頃既に絶対服従は切れているという話も…と言及がある。

「学校生活って楽しいからこの仕事長引くといいな。」

戦国ランスでは

暴走した魔王美樹が発動した呪いからランスを庇い、氷漬けにされる。鬼畜王のオマージュで、やはり氷は何をしても溶けない。美樹にやらせると力を加減出来ずにシィルもろとも氷を粉砕しゲームオーバー。この状態でランスは相当ストレスがたまるらしく、満足度が一定毎に減っていく。氷漬けのシィルと過ごせば、イライラは解消し、しばらくはランスは落ち着く様になる。

そして、ランスはJAPANを統一した後、シィルを解凍する為に冒険に旅立つのである。

ランス・クエストでは

当初忘れ去られていたが、ランスがシイルの事をふと思い出した事で物語が始まった。ランス城完成後、織田家から移送されて場内の一室に安置され、なぜか城の女の子達の間で「祈ると願いが叶う」などといったウワサが広まったりもした。アレキサンダーがピンク髪の女の子に興味を持つきっかけになったりしている。

マグナムでは

魔力増強アイテム[3]を使用したパステル・カラーの解呪により一時的に封印を解く事が出来たが、魔王の絶大な魔力により再び氷の中へ。 ランスはもう一度、魔王の封印を完全に解く事を目的に、それを可能とするアイテムを求め、まだ訪れた事のないヘルマンへと旅立つ。ちなみに、この時シィルはランスにエッチされてしまっていた為に、全裸のままで、再び氷付けになってしまった。

鬼畜王ランスでは

ランスがリアを長い間抱いていないと嫉妬に狂うリアによってうしにされてしまう。この時ランスがそのうしをプルーペットに売ってしまうと哀れシィルは鍋の具になり死亡する。ウシナオールを手に入れて使用すると元の人間に戻る。

シィルがおらず、カオスを所持しているとサテラを何度も抱いた際に「美樹を殺して魔王になれ」と請われ、魔王エンドへのフラグが成立する。更にルドラサウムとの遭遇で選択肢を誤った場合はシィルは氷漬けにされ、人質にされる。世界を滅ぼすエンジェルナイトの軍団は撤退し、天変地異も収まるもののそれはランスが魔王の代わりに世界を乱し、ルドラサウムを楽しませる道化となる事が代償であった。ランスの築いた暗黒帝国によって、以後世界は混沌に包まれていく。

本人は決して認めようとしないが、ランスはシィルの事を命よりも大切な存在だと思っているとルドラサウムの指摘で明らかになる。

旧設定

偉大な魔法使いの孫だったが、修行の旅の途中で騙され奴隷として売られていた所をランスに買われた。以後、ランスの奴隷として共に冒険している。

以上は、ランス1~鬼畜王ランスまでの大まかな設定。→まほうつかいものがたり

ランスに買われた時期もこちらでは二年程早くなっている。ランス1の情報屋によると「マジックCITYで魔法の勉強をしていた所、守銭奴ボブに捕まり、ランスに売り飛ばされた。元々は良家のお嬢さんだったらしいがどういう経緯でマジックCITYにいたのかは不明。」となっている。なお、ランス3の麻耶の占いでは前世は「どこか異国の姫君」で「大吉」。

仕切直し後のランス5Dでは少し変わり、偉大な魔法使いの孫で将来を有望視されていたが、修行の旅の途中に夜盗に捕らえられ奴隷として売られていた所をランスに買われてしまった。と、旧シリーズとランス6の間を取ったような設定になっていた。

ゲーム的には

ゲーム的にはほぼ全作に渡って、強くは無いが回復や支援に優れた必須キャラ。神魔法持ちのキャラ自体、シィル以外が合流する例は少ない為(3と6のみ)回復役として重宝。特に戦闘中のアイテム回復がない6では、才能限界が高い事もあって全体回復で常にメインになる。

戦国ではランスのオプションとして彼の部隊を自動回復させるが、特に個人戦で活躍。ランスを回復すると彼の行動回数まで回復してくれる必須の存在。因みに、LvはランスのLv-3に設定されている為、設定上の才能限界を越えることもある。

人間関係

  • ランス
自分の主人。本人には内緒だけど好き。夢のお告げの運命の人。
  1. 初期の説明だと某悪徳魔法使いからの購入
  2. 但し、アリスソフト側はライオンヘッドではないと考えており、ランス・クエストでは「真のライオンヘッドとして」アルカネーゼ・ライズを登場させた
  3. クルックー提供。効果は一回きり。