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2013年12月28日 (土) 03:30時点における版

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編集の巡回とは、「最近の更新」ページ上で編集に対して"patrolled"(巡回済み)もしくは"approved"(承認済み)の印をつける権限を特定の利用者に与える機能のことです。この権限はデフォルトでは管理者にのみ利用可能です。

巡回が便利なのは、荒らし等の望まれない編集がないかチェックするために「最近の更新」ページを監視するときです。巡回の印をつけることにより、複数の人々が協調して監視活動することがやりやすくなります。たとえば、複数の人が1つの編集を重複してチェックするという無駄を防ぎ、1つの編集は1度だけチェックされるようにできます。一定以上に信頼されたは自動的に巡回されるようにすることで、不必要な労力をかけないようにもできます。

編集に巡回済みの印をつける

巡回済みの印をつけるには
  1. Special:Recentchangesにアクセスしてください。
    巡回されていない変更は赤いエクスクラメーションマーク(!)で表示されています。
  2. 編集の隣にある(差分)リンクをクリックします。
  3. 編集に巡回済みの印をつけるには、mark as patrolled(巡回済みにする)のリンクをクリックしてください。

カスタマイズ

有効/無効にする

MediaWiki バージョン: 1.4

MediaWiki 1.4 以降では、編集の巡回はデフォルトで有効です。無効化するには$wgUseRCPatrolLocalSettings.phpfalseに設定してください。

$wgUseRCPatrol = false;

パーミッション

MediaWiki バージョン: 1.4

MediaWiki 1.4 では、巡回はすべてのユーザーが行えます。これを管理者だけに制限するためには、LocalSettings.php$wgOnlySysopsCanPatroltrueに設定します。

$wgOnlySysopsCanPatrol = true;


MediaWiki バージョン: 1.5

MediaWiki1.5以降では、パトロールされた編集は管理者に対して有効です。設定変数の$wgGroupPermissionsを使うと新しい利用者グループや既存の利用者グループにこの権限を追加できます。Manual:利用者権限管理もご覧ください。

例えば、patrollersグループを作るには次のようにします:

$wgGroupPermissions['patrollers']['patrol'] = true;

自動巡回

MediaWiki 1.6 から 1.8 迄では、自分の編集を巡回することができる利用者には、その切り替えをする個人設定が存在します。設定するとそのユーザーの編集は自動的に巡回済みとなります。

このオプションは巡回済みの編集が無効になっている場合は利用できません。

MediaWiki 1.9において、この個人設定は削除され新しい"autopatrol"権限に置き換えられました。autopatrol権限は、デフォルトでは管理者にのみ割り当てられます。また利用者は自分の編集に巡回済みの印をつけることはできません。

マーカー

未巡回の編集のマーカーの書式はCSSを使うことで変更できます。エクスクラメーションマークの書式は span.unpatrolled クラスで設定されています。

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