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タイトル Re^3: ジル封印
投稿日: 2000/03/11(Sat) 22:40
投稿者麒麟

> ノスとアイゼルがジル復活を目指したのも、これで説明がつくと思いましたが、
> その理由だと魔人全員がジル復活に手を貸さないとおかしい事になります。

鬼畜王のケイブリスなどを見ると、魔王の魔人に対する強制支配力は魔人の
使徒に対するそれと比べると随分弱い印象を受けます。 恐らく、直接の
反逆行動の禁止、直接受けた命令への絶対服従と言う程度の物でしょう。
封印されている状態のジルは魔人たちに直接影響を及ぼすことは出来なかった
と思うので、ノスらの行動はあくまで自分の自由意思だと思います。
他の魔人たちが復活に手を貸さないのももちろん自由。 尤も、ジルの封印に
ついての詳細は魔人たちの間でも詳しく知る者は少なかったのではないかと
思っていますが。


> おそらくこの二人は魔王の支配力が無くても、
> 自分の意思でジルに忠誠を誓ったと思います。
> GI暦のころから、内心ジル復活を夢見てたんでしょう。

ノスとアイゼルについては、ホーネットについたのは反ケイブリス感情からだ
と思います。
ジルを復活させたのは、そのために手段を選ばなかったと言うことで、ガイの
掲げた理想よりジルを信奉していて、最初からジルを蘇らせるチャンスを伺っ
ていたというわけではないと思います。 ノスはジルの前でもガイへの敬意を
忘れていませんし、何かにつけてガイを見下す発言を繰り返すケイブリス辺り
とは対照的です。
ホーネットに任せてリトルプリンセス覚醒を待つのに我慢できなかったんで
しょうね。
本当に親ジル派で危険な魔人は、恐らく魔王戦争終結時に全て処分されている
と思います。 流石にガイもそこまでは甘くないでしょう。


> (サテラは目的がジル復活であることすら知らなかったかも)

これは全くその通りだと思いますね。
多分カオスを手に入れるためとしか聞いていなかったんでしょう。
ホーネット派の他の魔人よりは騙しやすそうですし。
あの後特に咎めを受けることも無くホーネットの元にいるのもそのためで
しょう。


> この方法だと問題を先送りしただけになりますが・・・

確かにその通りです。
でも、復活したジルは封印されていた歳月の間にかなり力を失っていたよう
です。 ということは、あの封印は、封印の時点でジルの時間を凍結させた
わけではなく、世界との接点を断った空間にジルを閉じ込めただけだという
事になります。 ジルはその中で蓄えた力を使って生きていたことになります
から、それによって時間をかけて徐々に力を奪い、あわよくばそのまま封印の
中で寿命が尽きることを願っていたんじゃないでしょうか。
まあ随分と気が長い話ですが、魔王にも寿命がある以上、終身刑と言うのは
死刑に準ずる意味を持つはずです。


> 自分の死後、復活する危険を考えなかったのでしょうか?

リトルプリンセスがあれほど長く覚醒せずにいることは、ガイとしては恐らく
完全に誤算だったと思うので、その危険性はそれほど考慮する必要のある問題
ではなかったのだと思います。


> ケイブリスとか危険な要素を、あまりに放置しすぎてますよね。
> ガイって。(僕の推測が当たってるなら、ノスとアイゼルも)

ケイブリスに限って言えば、自分自身が頂点に立ちたい奴なので安全牌だと
思いますが、それ以外でもジル復活を望む魔人が出てくる可能性は確かに
ありましたね。

で、僕は、ガイの行った人間開放政策は、実はジルの封印を守るためではな
かったかと考えています。 世界の東半分を解放したのは、ジル封印の地に
魔人やその配下の魔物を近づけさせないためだったのではないかと。
だって、人間を支配することに興味がないというだけで世界の半分をくれて
やるのは、余りにも気前が良すぎるんですよ。 人間側から直接独立を目指す
運動があったというわけでもないのに、恐らくほとんど全ての魔人が反対した
であろう政策を敢えて強行したのは、それくらい積極的な必要性があったから
のような気がします。


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