えーと、三超神の中でも最も謎な存在、ローベン・パーンについてです。
まあ、ほとんど資料が無いこの神について、何かを考察しようというのはかなり無謀
ではあるのですが、一応僕の思うところなど。

現実の神話などでも、三つでワンセットというイメージは結構多いです。
世界構成でも、天界と地上界と冥界のような形の３層構造が一般的なイメージですし、
三人の神というのも、例えばヒンドゥ教のブラフマンとビシュヌとシバ、或いは
北欧神話のウルドとベルダンディとスクルド、ギリシャ神話のクロトーとラケシスと
アトロポスなど、非常にポピュラーです。
このような三人の神の一般的な役割分担としては、様々ですが
　過去、現在、未来
　開始、継続、終末
　誕生、成長、死
　創造、維持、破壊
などというのが割と多い気がします。
で、この世界の三超神も、概ねそれに近い物ではないかと思うのですよね。

「創造者」、即ち、世界と生命の構築者、プランナー
「維持者」、即ち、魂の循環維持システムの管理者、ハーモニット
（これはひょっとしたら「地上」と「天界」の管理者ということで逆かもしれないが）

と来ると残る一人ローベン・パーンの役割はやはり、｢破壊者｣ではないかと思うのです。
創造神ルドラサウムが今の世界に飽きた時、最終的にすべてを破壊し無に帰するのが
彼（彼女？）の役目なのではないかと。
残り２人の超神と違って、今の世界に彼によって作られたとされている物が無いのは、
そのためのような気がします。
また、破壊神であるラ・バスワルドの分離・魔人化に、プランナーと共に、神界の
管理者であるハーモニットではなく、ローベン・パーンが手を貸しているのも、
ローベン・パーン自身が破壊を司る存在だからではないかと思います。

ちなみにローベン・パーンの化身の一つとされている「ラグナロク」ですが、
説明の必要は無いかもしれませんが、北欧神話で終末戦争を意味する言葉です。
キリスト教で言えばハルマゲドンに相当するでしょうか。

おお、なるほど。
こういう考え方もありましたか。
破壊関係か・・・
目から鱗が落ちたような感じです。

せっかくだから私の方でも名前の意味から探ってみました。
＞プランナー
planner
計画者，立案者

＞ハーモニット
harmony
調和，和合，一致；
和声（法，学）；
（福音書の）対照配列．　

in [out of] harmony
調和して［しないで］，仲よく［悪く］　(with)．　

har・mo・nist
和声学者．

＞ローベンパーン
rove
vi.　さまよう，　うろつく　(over)；　
（心・考えが）定まらない；
（目が）きょろきょろする　(about, around)．　
−　n., vt.　遊歴（する），　徘徊（はいかい）（する）；
(R-)　犬の名．　

on the rove
うろついて．　

rov・er
放浪者；　[[古]]　海賊（船）；
【商標】　(R-)　ローバー　((英国の国営自動車（メーカー）))．　

rov・ing
あちこち動き回る．　

have a roving eye
いろんな女性に色目を使う；
たえず目配りする　(for)．
roving ambassador　移動大使．
roving commission　（調査員の）出張許可；
[[話]]　移動性職［業］務．

pan
【ギリシア神話】　パン　((森・原・牧羊の神，ヤギの角と脚を持ち笛を吹く))．

と、いちおうｇｏｏの辞書検索で調べてみたのですが・・・
プランナーとハーモニットはそこそこ合ってると思うんですが、
（対象配列って言うのは永遠の八神の状態を表してるとも言えますよね）
ローベンパーンはどうかな（汗）
近いと思われる単語を検索したのですが合わせると「放浪の神」ですか？
英語から拾ってきたのじゃないのだったら全く無意味ですが（爆）

凄いです、いやマジで。
なんか、僕なんかとは考察のレベルが違います。
僕の場合、物の側面だけで考えてるんですが、麒麟さんはいろいろな角度
からみて、総合的に判断しているというか、いやはや感服です。

意見についてなんですが、もうおっしゃっている通りで間違いないと思います。
ローベンパーン、いまいち良く分かんない存在でしたが謎がとけました。

追記
そういえば、麒麟さん、ちかごろアリスのＨＰの攻略掲示板でミニＳＳ
を書いてましたよね？
あれ、すごくおもしろかったです（＾＾）
また、機会があったら、どんどん書いて下さい。期待してます。